三交イン、三重・伊勢市駅前に「上質」ビジネスホテル
三重交通グループのホテル運営会社、三交インは伊勢市駅前にある再開発ビルのMiraISE(ミライセ)にビジネスホテルを2023年夏にも開業する。隣のビルでホテル、三交イン伊勢市駅前・四季乃湯を営業しており、新ホテルは単価をより高めにしつつ一体運営でコストを抑える。
新しい三交イン伊勢市駅前・別館グランデは、ミライセの9~10階で客室は37室。27~52平方メートルとゆとりを持たせた。別館の宿泊客も本館の大浴場を使える。三交インの「グランデ」ブランドは名古屋と東京に次いで3カ所目。
みらいせは伊勢市駅前の再開発で造られた12階建てビル。かつて三重交通グループが百貨店を運営していた場所だ。伊勢神宮の外宮にも近い場所で訪日外国人や家族連れの利用も呼び込む。三重交通グループホールディングスの原恭社長は「国内旅行客や訪日客が戻っており、格上のブランドのホテルを出す」と話している。