アパグループが2024年の開業を予定しているホテルの建設予定地(広島市東区上大須賀町、10月)

 アパグループ(東京)でホテル運営を担うアパホテル(同)の元谷芙美子社長は24日、集中出店を続けるJR広島駅(広島市南区)周辺を含む広島市内へのさらなる出店について「チャンスがあればあり得る」と述べた。同グループは駅周辺で2ホテルを営業し、3施設の開業計画がある。実現すれば6施設目になる。

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 東京都内で中国新聞の取材に答えた。元谷社長は広島市が来年5月の先進7カ国首脳会議(G7サミット)開催地に決まったことなどに言及。「国内外の注目が集まっている。外国人観光客も増えると見込んでおり、物件などの情報を含めて縁があれば出店したい」と語った。