アミューズ、山梨・富士河口湖町の新本社が完成
アミューズが山梨県富士河口湖町の西湖のほとり約8800平方メートルの敷地に整備していた新本社「アミューズヴィレッジ」が完成した。中西正樹社長は16日のオープニング式典で「アーティストと社員の心と体の健康を整え、コミュニケーションを深めて感動をつくっていく場所にしたい」と述べた。
同社は2021年7月に本社を東京・渋谷から富士河口湖町に移転。新本社には約26億円を投資して、撮影スタジオや多目的ホール、宿泊施設などがある建物のほか、個性的な遊具やバーベキュー施設を備えた芝生広場、体育館を改修したスペースなどを整備した。社員は新本社と渋谷オフィス、在宅勤務を使い分けた働き方を進めていく。
同社は本社移転を機に、これまでのアーティストのマネジメント業務に加え、山梨県内の自然を活用した体験や遊びなどのアクティビティー事業にも力を入れていく方針。中西社長は「見つけて育てて広げるプロデュース力を生かし、山梨県そして日本を盛り上げ、世界に発信していきたい」と語った。