関西エアポート「CO2減の航空燃料」普及団体に加盟
関西エアポートは17日、国産の持続可能な航空燃料(SAF)の普及に取り組む有志団体「ACT FOR SKY」に加盟したと発表した。3月に同団体を立ち上げた日揮ホールディングス(HD)や全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)などと連携し、バイオマスや廃食油などを原料とするSAFの効率的な供給網の構築を目指す。
SAFは原油由来の燃料より二酸化炭素(CO2)の排出量を削減できる。関西エアは日揮HD、レボインターナショナル(京都市)と連携し、SAFの大規模な商用生産に向け関西3空港から出る廃食油の供給に取り組んでいる。今回の加盟について「日本の航空業界でSAFを普及させるための取り組みに積極的に協力したい」と話した。