城崎温泉、街で宿泊データ共有 「企業秘密」あえて開放
需要予測・プラン作りに活用
温泉地が生き残りをかけて、「虎の子」ともいえる宿泊データを地域内で共有し始めた。城崎温泉(兵庫県豊岡市)は各旅館の予約データを自動で収集・分析するシステムを構築。旅館は他社や地域全体のデータを参考にしながら、需要予測や宿泊プラン作りなどに生かす。温泉地では宿泊施設の廃業が続く。各社がデータに基づく緻密な経営にシフトすることで、地域の地盤沈下を防ぐ。
「今月に入って東京都民の予約が少し増えているな...
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」。 2020年からはDX銘柄の選定が始まり注目度も高まっています。様々な企業がDXを実践し失敗と成功を重ねてきました。 このコラムでは、いま注目すべき企業によるDXの推進事例をお伝えします。