アルバータ州の概要
東にはプレーリーと呼ばれる中部大平原が広がり、西には3000m級の高峰からなるカナディアン・ロッキーが連なるアルバータ州。日本の約2倍の面積の中に変化に富んだ自然が広がり、州内には5ヶ所もの世界遺産が点在しています。
州都エドモントンをはじめ、成長著しい石油の町カルガリーなど、高層ビルが立ち並ぶ都市もあり、その周辺にはカナダきっての穀倉地帯やカウボーイが活躍する牧場が続いています。大自然と、街、そして田舎の風景。それらがすべてあり、ゆったりと広がっているのがこの州の魅力です。
最も人気の高い観光地は、なんといってもカナディアン・ロッキー。氷河を抱いた山々や美しい湖など、ポスターにしばしば登場する絶景に恵まれたこの地には、バンフ、レイク・ルイーズ、ジャスパーなどの魅力あふれるリゾートタウンも点在しています。
冬のカナディアン・ロッキーは一面雪に覆われ、夏とはまったく違った表情をみせてくれます。北米有数のスキー場が点在し、パウダースノーを相手にスキーやスノーボード、そして様々なウィンターアクティビティもたっぷり楽しめます。各地のリゾートホテルは、暖かいイルミネーションに包まれ、食事やスパをゆったりと満喫できる大人の空間です。
冬の間はVIA鉄道の特別なツアー列車「ジャスパー行きスノー・トレイン」も運行します。のんびりと鉄道の旅を満喫しながら、雪景色のカナディアン・ロッキーを巡ってみてはいかがでしょうか。
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アルバータ州の空の玄関口は、エドモントンとカルガリー。日本からはエア・カナダでバンクーバーに飛び、ここから同じくエア・カナダの国内線で各地へ乗り継ぐのが便利です。バンクーバーからはいずれの空港へも1時間30分程度でアクセスできます。
冬季には、VIA鉄道のエドモントン/ジャスパー間に「Snow Train to Jasper」が登場します。これを利用して、エドモントンから鉄道でジャスパーへ。さらにジャスパーからレンタカーやツアーバスを利用してレイク・ルイーズやバンフへ、そしてカルガリーに抜けるというルートを巡るのもおすすめです。
冬季は雪深くなりますが、ジャスパーとバンフを結ぶアイスフィールド・パークウェイは、除雪もされており、レンタカーの運転も基本的には全く問題がありませんが、悪天候で道路が閉鎖される場合は運転は見合わせて下さい。
滞在はジャスパー、レイク・ルイーズ、バンフなどホテルが集まっているリゾートタウンが便利。ほとんどのホテルがリーズナブルな冬季料金やパッケージを出していますので、1ランク上の人気ホテルを予約し、豪華なホテルライフを楽しむのもおすすめです。

2007年11月30日から2008年3月24日まで、エドモントン/ジャスパー間にVIA鉄道の「Snow Train to Jasper」が登場します。これは、エドモントンからの週末のスキー客をターゲットにした列車で、毎週金曜日の16時にエドモントンを出発。ジャスパーからは日曜日の16時30分発のスケジュールで運行します。乗車時間は6時間で、快適なリクライニングシートのコンフォート・クラスを利用。加えてロッキーの冬景色を堪能できるガラス張りの展望車パノラマカーも自由に利用できます。また、ジャスパーのVIA鉄道駅とホテルの間のシャトルバスも無料で運行されます。
エドモントンをベースに列車の旅を楽しみ、ジャスパーのスキー場マーモット・ベイスンでスキーやスノーボードを存分に楽しみ、再び列車でエドモントンに戻るのも良し、ジャスパーからレンタカーやバスでバンフ、カルガリーへ抜け、ロッキーの大自然を満喫するのも良し、楽しみ方は様々です。
またこの路線は、週3回定期運行している長距離路線カナディアン号のバンクーバー/ジャスパー間、あるいはトロント/ジャスパー間の冬の運行列車「Snow Train on Canadian」の区間にも設定され、この場合は、各種寝台車の利用も可能です。寝台車利用の場合は、優雅なダイニングカーでの食事やラウンジカーでのコーヒータイムも楽しむことができます。
現地の各ツアーオペレーターからは、この「Snow Train to Jasper」を利用した様々なパッケージツアーも設定されています。
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