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日本よりひと足早く春がやってくる台湾。春まっさかりの台湾は、各地で多種多様な花々に彩られます。3月中旬から5月の末にかけて、台北市北部の竹子湖は純白のカラー(海芋[ハイユ])に埋め尽くされ、4~5月にかけては「五月の雪」といわれるアブラギリが台湾北西部の山々を白く染め上げます。台北での花の楽しみ方も合わせ、春の花情報をお届けしましょう。 |
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陽明山国家公園内に位置する竹子湖は、台北市の中心部から車で約30分。気軽に足を伸ばせる花見スポットとして、台北っ子に人気があります。カラーが見ごろとなるこの季節、30軒を超えるカラー栽培農家が竹子湖カラー祭りを開催。期間中は、カラー畑に入って花を摘み、持ち帰ることもできます。
また、竹子湖一帯は採れたての山菜や野菜、放し飼いの地鶏を使った料理を出すレストランが多いことでも有名。カラー畑を満喫した後は、滋養豊富な山芋と地鶏のスープ、山蘇(シャンスー)などの山菜料理を満喫するのも楽しみの1つです。
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●2012陽明山竹子湖カラー祭り:3月23日~4月29日(5月末頃まで観賞可) |
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台北の南西約70km、高速鉄道で約40分の新竹は、異名「風の城」。三方を山に囲まれていますが、海に面した西からの風に晒されて作るビーフンが名物です。観光スポットや高級ホテルが充実しているほか、郊外に広大なサイエンスパークがあり、台湾のシリコンバレーと言われる一面も。また、2010年の上海万博で展示された台湾パビリオンが文化施設として新竹にオープンを予定しているほか、新竹に隣接する竹北市が2013年2月24日~3月3日に開催される台湾ランタンフェスティバルの会場に確定し、注目を集めています。
新竹市政府:http://www.hccg.gov.tw/(中国語、英語、日本語) |
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街の鎮守である城隍廟は、外敵を防ぐ霊験をもつ城隍爺を祀っています。台湾で最高位の城隍廟として、今でも人々の信仰が絶えることはありません。廟の周辺は屋台がひしめく新竹のグルメスポットとなっていますが、訪れた夜も多くの人でにぎわっていました。台湾のなかでも、廟の周囲が屋台エリアになっているのはここ新竹だけとか。屋台では、名物の新竹ビーフンや貢丸(豚肉団子)をぜひ。 |
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新竹城隍廟:http://www.weiling.org.tw/(中国語、英語、日本語) |
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南園は、新竹郊外の山の麓、27ヘクタールもの広大な土地に造られた庭園と民家です。これは、いくつもの新聞社を有する聯合報系の創始者、 が1985年に建てたもの。 (福建伝統建築)を取り入れ、百人以上の職人によって造られました。2008年、台湾屈指のデザイナー集団The Oneが経営に乗り出し、宿泊施設を併設する癒しのリゾートへ。趣のある建物の中に、The Oneのプロデュースによるショップやレストランがセンスよく溶け込んでいます。女性グループやカップルにもお勧めできる新竹の新スポットといえるでしょう。 |
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The One 南園:http://nanyuan.theonestyle.com/(中国語) |
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六星集といえば、台北にいくつも店舗を展開するマッサージ店。そんな六星集の集大成ともいえる施設が、新竹郊外に位置する「六星集Villa Spa」です。5000坪の広大な敷地にコテージタイプのマッサージルームが点在しており、優雅に滞在できるヴィラタイプの客室も7棟あります。熱めの足湯で両足をほぐしてから受ける足裏マッサージは、注文に応じて施術してくれるので、程よい痛さ。宿泊もおすすめですが、新しくできたレストランでの食事と組み合わせ、立ち寄りで半日は楽しみたいリゾートです。 |
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六星集Villa Spa:http://villa-spa.footmassage.com.tw/(中国語) |
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六星集Villa Spaにオープンしたレストランで、独自の食文化を発展させた客家の料理をいただきました。代表的なメニューの1つ薑絲大腸(ジャンスーダーチャン)は、少し酢の効いた豚の大腸と生姜の炒めもの。ご当地名物の新竹ビーフンも美味でした。
また、新竹から少し山間部に入ったレトロで趣のある北埔の街では、散策以外に客家人が古くから好んだという擂茶(レイチャ)を体験しました。擂茶は、ピーナッツなどの豆類やゴマ、茶葉などをすり鉢で擂り、そこにお茶を注いで飲む、いわば食べるお茶です。漢方類を入れることもあり、健康にもいいとか。本場の客家グルメを堪能するなら、新竹を拠点にするのもお勧めです 。
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高速鉄道(台湾新幹線)の新竹駅から車で10分、昨春オープンした「シェラトン新竹ホテル」は、大規模な国際的ホテルです。スイートを含む770の客室はラグジュアリーな造り。各種レストランやビジネス施設、スパサロンなどもレベルが高く、レジャー、ビジネスどちらのゲストもうならせる魅力満点のホテルです。
シェラトン新竹ホテル:http://www.sheraton-hsinchu.com/(中国語、英語、日本語) |
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東日本大震災に際して、台湾から日本へ送られた義援金は200億円にのぼります。そこで、日本人の感謝の気持ちを形にしようと、日台スポーツ・文化推進協会が日台友好「絆の桜」植樹プロジェクトを企画しました。これは、旅行を通して直接台湾に感謝の気持ちを伝えようというもので、八田與一記念公園と鳥山頭ダム周辺に日本の象徴でもある桜が植樹されます。4月14日には植樹式および記念碑除幕式が行われ、式典に参加するツアーを各社募集・発売しています。ツアー以外に、前夜祭からの参加、当日のみの参加も可能。5000円の参加費には、前夜祭(食事つき)、桜の苗木、式典参加、会場までの交通が含まれるほか、公園に設置予定の記念芳名板に参加者の名前が記載されます。現地参加できないという方も植樹企画への協力は可能で、同公園を"桜の公園"にしていこうという動きが起こっています。
日台友好「絆の桜」植樹プロジェクト:http://sakura.strongheart.jp
企画:日台スポーツ・文化推進協会
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●八田與一技師墓前祭
開催日:5月8日 台南市官田区
台湾で最も有名な日本人と称されている の父・八田與一技師の墓前祭が、今年も命日である5月8日に八田與一記念公園で行われます。同氏の没後70周年を迎える2012年は、例年より盛大な式典が予定されています。
烏山頭水庫風景区:http://wusanto.magicnet.com.tw/(中国語)
西拉雅国家風景区提供「八田與一技師について」
専用ページ:http://www.siraya-nsa.gov.tw/hatta/(※注意:音がでます!)
TV2011年現地取材情報:http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=48789 |
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台湾観光局は、旅行業界、観光業界を対象に、観光プロモーションのタグラインを募集するキャンペーンを開始しました。これは、「Time for Taiwan 旅行臺灣・就是現在」のスローガンを掲げてスタートした本局のプロモーションに連動するもので、日本の旅行者の心に響くメッセージを打ち出すことが目的です。詳細は下記のリンク先へ。
作品募集期間:2月20日~3月21日
優秀賞:台湾への往復航空券10名様/台湾の特産品:抽選100名様
特別協賛:チャイナエアライン、エバー航空、日本航空、全日空
協賛:一般社団法人日本旅行業協会 日台観光促進協会
キャンペーンサイト:http://www.go-taiwan.net/campaign.html |
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台湾観光局では、外国から訪れる皆さまに向け、台湾旅行に便利でお得なプレゼント企画を2012年も準備しています。第一弾のプレゼントは、台北の地下鉄(MRT)や市バス、コンビニ、スーパーマーケット、コーヒーショップ、タクシー、図書館ほか、契約店や契約施設で使用できる台湾最強のICマネーカード「悠悠カード(Easy Card)」です。チャージ式なので、さまざまな場所で小銭の心配なく利用できるキャッシュレスなこのカード。上手に使えば、自由旅行、リピーターの方の台湾旅行が格段と便利になることでしょう。
デザインは台湾観光局オリジナルで、国内非売品です。
入手ご希望の方は、専用サイトから申込用紙をDLして、FAXまたは郵便でご出発の1週間前までに、台湾観光協会東京事務所または大阪事務所までお申込みください。
2012台湾ウェルカムプレゼント:http://www.go-taiwan.net/present.html |
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新北市十分 天燈イベント「十分好好玩~月月放天燈」 |
新北市十分では、12月までの毎月1回、同市政府企画による合同天燈上げの観光イベントを開催します。1回のイベントで上げる天燈は50個ですが、新北市政府によると、すでに事前予約が殺到しているとのこと。当日のキャンセル待ちは、各日午後4時までに十分の天燈広場にある遊客中心(サービスセンター)で受け付けています。また、台湾鉄道平渓線「十分」駅を降りると、天燈上げができる店がずらりと並んでいますので、同イベントの見学も兼ねて個別体験もできます。 |
開催日:3月10日(土)/4月14日(土)/5月13日(日)/6月23日(土)/7月21日(土)/8月19日(日)/
9月30日(日)/10月10日(水・祝日)/11月11日(日)/12月9日(日)
会場:新北市十分 十分天燈広場
企画:新平市政府 観光情報(旅遊局):http://tour.tpc.gov.tw/ |
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総統府および台北賓館の休日開放日 |
台北にある総統府は通常、平日の9~12時まで一部の内部施設を開放していますが、2012年も毎月1回、台北賓館(迎賓館)とともに休日の見学を開放しています。日本とも縁の深い台湾の歴史を知ることができる両施設へ、この機会にぜひ訪れてみてください。
休日参観の開放時間は、8~16時です。 |
平日一般参観開放:月~金曜(祝日・特別行事を除く)/平日9:00~11:30入場迄
休日開放日:4月7日/5月13日/6月2日/7月7日/8月4日/9月16日/10月13日/11月3日/12月1日
休日参観情報:総統府http://www.president.gov.tw/Default.aspx?tabid=173(中国語) |
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端午節 開催日:6月23日(旧暦5月5日) |
台湾三大節句の1つ端午節といえば、ドラゴンボートレース。今年も台北新店碧潭、基隆河、宜蘭県冬山河、二龍村、彰化県鹿港鎮、高雄市愛河などで盛大に行われます。また、この日は各地のデパートやレストラン、ホテル、商店も要チェック。端午節名物の「ちまき」が何種類も販売されます。 |
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