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中国人訪日経験者の4割が1年以内の再訪を希望-トラベルズー意識調査

  • 2011年6月30日

 トラベルズー・ジャパンがトラベルズー・チャイナの会員を対象に実施した日本への旅行に関する意識調査によると、訪日旅行経験者は全体の18.9%で、そのうち41.1%が1年以内の日本への旅行を検討している。また、1年以内に初めて日本への旅行を予定している人は24.3%。訪日旅行経験者の再訪希望者とあわせると、調査の全対象者の約30%が、1年以内の日本への旅行を予定していることになるという。

 日本での旅行先は北海道が78.6%と最も多く、特に女性と18歳から24歳の若い世代の支持が高い。次いで東京(64.2%)、富士山(60.4%)、名古屋(45.7%)、京都(41.9%)と続く。旅行中のアクティビティでは温泉(82.1%)が2位以下を引き離して人気を集め、お花見(60.6%)、ご当地グルメ(58.6%)、買い物(42.2%)と続いた。

 一方、今夏の旅行先では、中国国内が57.6%と半数以上を占めた。2位の香港(20.2%)を合わせると、8割弱になる。以下、タイ(18.7%)、モルディブ(16.1%)、バリ島(12.9%)、マレーシア(10.8%)、シンガポール(10.6%)と続き、日本(10.1%)は8番目となった。年代別では、35歳から44歳で4位(11.9%)、18歳から24歳の若い世代で5位(14.1%)となったが、それ以外の世代では5位以内には選ばれなかった。

 なお、同調査は6月上旬にインターネットで実施。対象は旅行好きのトラベルズー・チャイナの会員18歳以上で、有効回答数は約1000名であった。