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クラブツーリズム、ユニバーサルデザインツアーを松島で開催、東北応援へ

  • 2011年6月21日

 クラブツーリズムのバリアフリー旅行センターは、恒例のユニバーサルデザインツアー「ドリームフェスティバル」を、今年は松島で開催する。同ツアーは「旅をあきらめない、夢をあきらめない」をコンセプトに、高齢や障がい、病気があっても、元気に旅を楽しもうという趣旨で2005年から実施している。これまでは上諏訪で実施していたが、今回は松島を会場とすることで、現地での観光やお土産購入による経済支援につなげる。また、参加者には冬物衣料の寄付協力を呼び掛け、被災地に届ける予定だ。参加者と松島の観光に関わる人々が交流することで、体力を使うボランティア活動ができない同ツアー参加者も、東北の応援ができるとしている。

 このほか、仙台の郷土芸能「すずめ踊り」や、牛たんや笹かまぼこ、萩の月など宮城の名産品を特設屋台でふるまう。また、ツアーに同行する諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏の講演会、叙情歌コンサートなども実施する予定だ。

 ツアーは9月27日出発の2泊3日で、旅行代金は1人4万9800円。募集人員は300名とし、添乗員と社員30名が同行する。また、同ツアーはイベント運営のサポートとなる「トラベルサポーター」も参加するのが特徴で、昨年の上諏訪でのツアーでは参加者140名のほか、30名のトラベルサポーターが参加した。