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羽田国際線ターミナルが拡張、サテライト増築、延床面積1.5倍に

  • 2014年3月20日

 東京国際空港ターミナル(TIAT)は3月30日、羽田国際線旅客ターミナルの拡張部分の供用を開始する。ターミナル拡張は国際線の昼間時間帯発着枠が年間3万回増の6万回に増えることに伴うもの。両面ガラス張りのサテライトを増築し、スポットを8スポット増の18スポットに増加。チェックインカウンターや出発保安検査場、バスゲートなども増やす。延床面積は現在の約1.5倍の約23万6000平方メートルとなり、年間1250万人まで利用者数が増加する見込みだ。今回は3月12日に開催したメディア向けの内覧会から、拡張部分の様子をサテライトを中心に写真で紹介する。

  • サテライト3階。両面ガラス張りだ。この日は小雨が降っていたが、それでも明るい印象を覚えた

    サテライト

  • 国際線旅客ターミナルの完成予想図。左側にあるのがサテライト(写真提供:東京国際空港ターミナル)

    国際線旅客ターミナル

  • チェックインカウンターは「K」と「L」の2アイランドを新設し、96ヶ所から144ヶ所に増やした

    新カウンター

  • サテライトへの通路。ガラス越しにサテライトの一部が見える

    サテライトに移動

  • サテライトに向かうと右側にフードコートの姿が。24時間営業で8店舗からなる。客席数は236席

    フードコート

  • 屋根はガラス張りで自然光を取り入れている。奥の窓からは飛行機の姿も楽しめる

    フードコート

  • 36面のマルチディスプレイ。幅16.8メートル、高さ2.3メートルで、就航国の世界遺産を紹介。現在はマレーシア、インドネシア、タイ、ドバイの4ヶ国

    36面マルチディスプレイ

  • マルチディスプレイはサテライトへの通路上に設置。出発動線に配置することで、乗客の旅への期待感を高める

    36面マルチディスプレイ

  • サテライトの地図。141ゲートから148ゲートまで、8つのゲートを有する。全長は500メートル

    サテライトの地図

  • サテライト2階の搭乗口。高さ12メートルの吹き抜けとなっている

    サテライト3階から2階を見下ろす

  • サテライト8スポットのうち6スポットは、搭乗口を出発階の3階ではなく2階エリアに配置している

    サテライト2階 出発エリア

  • ガラス張りのため、外に駐機している飛行機を見ることができる

    サテライト2階 出発エリア

  • 144番スポットの2階部分。待合室は広々とした作りだ。エスカレーターや階段に加え、エレベータも設けている

    サテライト2階 出発エリア

  • 到着エリアは赤い絨毯を使用。桜の花びらをあしらっている

    サテライト2階 到着エリア

  • 本館へ続く道。入国審査までは最大で約700メートル歩く

    サテライト2階 到着エリア

  • サテライト増設に伴い、新たに2台の電動カートを用意した

    電動カート

  • 3階にも動く歩道を用意。照明は間接照明を利用している

    サテライト3階

  • サテライト両脇の141番スポットと148番スポットは滑走路を移動する飛行機の姿が楽しめるフォトスポット。写真は全日空(NH)のモヒカンジェット

    141番スポット