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ジェットスター・ジャパンのA320、シートピッチは3種類設定

  • 2012年6月14日

 ジェットスター・ジャパン(GK)は6月12日、成田空港で新造機エアバスA320型機の初号機を公開した。初号機は4月26日に成田空港に到着し、既に訓練飛行を開始。この初号機を含む3機で7月3日に成田/新千歳線、福岡線、7月9日に成田/沖縄線、関空線、8月24日に関空/福岡線と新千歳線と順次国内線を開設する計画だ。

 GK代表取締役社長の鈴木みゆき氏は国内線の就航で「日本の空を変え、日本人のライフスタイルを変えていく」と述べ、さらに「国内経済の活性化、地方観光業の反映に少しでも我々が寄与できれば」と意気込みを示した。また、初号機のお披露目と同時に機内食メニューも公開。利用者のニーズと予算に合わせ、オプションでサービスが購入できるようにすることで「すべてのお客様に低運賃で空の旅をお楽しみいただける」とした。フォトニュースでは、機内の様子とともに機内食も紹介する

  • 新造機のA320初号機。ツヤのあるシルバーの機体にJetstarのロゴが映える。2号機もすでに到着しており、3号機は6月22日に成田に到着する予定だ

    A320 外観

  • 席はオールエコノミークラスで180席。1列6席の配置で、革張りのシートを使用。随所に使われているオレンジ色がジェットスターらしさを演出している

    座席配列

  • 座席幅は45.12センチ、シートピッチは平均73.66センチで、ほとんどが28インチ(約71.12cm)だ。狭さを感じるが、短距離のフライトであればとくに問題にはならないだろう。革張りのシートはすわり心地がよい

    シート

  • 最前列1列はシートピッチが29インチ(約73.66センチ)とやや広めに設定されている

    シート2

  • 2列、13列の合計12席は足元が広めの「エクストラ・レッグルーム・シート」。シートピッチは30インチ(約76.20センチ)で、標準的なエコノミークラス(31インチ、約78.74センチ)とほぼ同レベル。狭さを感じない

    エクストラ・レッグルーム・シート1

  • 13列の6席はリクライニングもできる。同シートは予約の際にオプションとして購入可能だ

    エクストラ・レッグルーム・シート2

  • A320のコックピット。オーストラリアではパイロットの研修生を商業フライトに同乗させて研修を実施しているが、日本でも実施する計画だ

    コックピット

  • 後方出口手前にあるラバトリー(トイレ)。手すりも付いている

    ラバトリー

  • 機内食は17種類の飲み物を用意。うち6種類はアルコール飲料だ。また、フードメニューは10種類設定。ゲートグルメジャパンが提供する

    機内食1

  • スナックは8種類用意。アルコールとスナックをセットにしたワンコインメニューも設定した

    機内食2

  • フライトアテンダントのユニフォームもコーポレートカラーであるオレンジ色。鈴木社長(下段中央)もロンドンで購入したというオレンジ色のスーツで登場

    お披露目イベントにて

  • 国内線は7月3日から順次運航。鈴木社長は「万が一の不具合に迅速に対応するため、予備機で高い定時制を守る」ため、慎重かつ段階的に就航地を増やしていく考えを示した

    ハンガー内に駐機した機体