itt TOKYO2024

全日空の新プロダクト、ブランドサービス

  • 2010年4月21日

 全日空(NH)は4月19日の成田/ニューヨーク線から、新プロダクト・サービスブランド「Inspiration of Japan」を開始した。新しい発見や心ときめかせる体験を商品やサービスで実現し、搭乗客とNHとの間に新しいひらめきや感動が生まれ続けられるような、価値の創造を追及するというもの。プロダクトや機内エンターテイメント、機内食の刷新のみならず、オリジナルの香りが楽しめるアロマサービスや、希少価値の高い日本酒の販売など、NHならではのサービスも提供する。開始に先立ち、4月16日に開催された新ブランドお披露目会には多くのメディアが来場し、新プロダクト・サービスを見学していた。


▽関連記事
全日空、新ブランドで競争力強化へ−旅客目線でサービスを刷新(2009/11/11)
全日空、新B777型機は全クラスで居住性を向上−Cクラスはフルフラットに(2009/11/11)

  • お披露目会は成田空港の格納庫で実施。新プロダクトを搭載した新造機B777-300ERに乗り込む取材陣

    新造機B777-300ER

  • ファーストクラス「ANA FIRST SQURE」は全8席。壁面をアルミ素材と木目調のデザインで落ち着き感を演出。従来より高い壁面でシートを囲み、居住性の高い空間に

    ファーストクラス

  • ファーストクラスの装備。ディスプレイは23インチのタッチパネル。収納面も充実させ、テーブル下に手荷物を入れるスペースを設けたほか、高い壁面を利用してメガネ入れなど小物類の収納も

    ファーストクラス

  • 座席配列は1-2-1。中央の2列の間には引き戸があり、同行者とのコミュニケーションもとれる

    ファーストクラス

  • ビジネスクラスは互い違いに配列したスタッガードシート。座席配列は1-2-1で、全席通路アクセスを確保

    ビジネスクラス

  • スタッガードシートにしたことで、従来より居住スペースは50%増加。座席横にはサイドテーブルと小物置、モニター下には手荷物、座席下には靴置き場も

    ビジネスクラス

  • スライディングテーブルはワイドサイズで従来より50%大きくなった。写真は赤坂のレストラン「燻」とコラボレーションしたメニュー

    ビジネスクラス

  • 機内食で提供した商品を機内でも販売。コラボレーションパートナーの栗原はるみさんのドレッシング&ソースや赤坂「燻」の醤油&オリーブオイルセットなど。アッパークラスは機内食や機内販売はタッチパネルで注文が可能

    コラボレーションメニュー

  • 世界初のスチームオーブンで炊ける鍋を開発。ファーストクラスとビジネスクラスで提供

    炊きたてご飯

  • ビジネスクラスのギャレーの一部はスタンドバーとなり、ワインなどを提供

    スタンドバー

  • 機内エンターテイメントは全クラス共通で約160のチャンネルを搭載。NH独自の新コンテンツ「ANA INNOVATIVE」では、機内でできるストレッチメニューも提供

    個人テレビモニター

  • 新デザインのエコノミークラス。座席配列は2-4-3。前列との幅は従来より約7.5センチ拡大した。ヘッドレストは上下にスライドが可能で、リクライニングは後部に倒れない仕組みになっている

    エコノミークラス

  • 個別モニターは10.6インチのタッチパネル。全クラスで同じ機内エンターテイメントを提供。ドリンクホルダーはテーブル収納時も利用できるようにしている

    エコノミークラス

  • エコノミークラスにもユニバーサル仕様のパソコン電源やUSBポート、iPodコネクタを用意

    エコノミークラス

  • エコノミークラスの機内食「j-Menu」。弁当や丼など、日本の航空会社ならではの個性的なメニューを月代わりで提供する

    j-Menu