itt TOKYO2024
itt TOKYO2024

脱・カジノのラスベガス、進化するリゾート

  • 2010年6月15日

 日々進化するラスベガス。近年のキーワード「脱・カジノ」の視点でラスベガスをみると、新たな客層へのアプローチのヒントが見えてくる。例えば、カジノのないホテルのオープンや、テーマホテルからシックで大人っぽい雰囲気のホテルへの変化など。カジノで遊んでもらうためにあえてシンプルにしていた室内は、滞在を満喫できるように設備を充実させるホテルが増えている。今年春に視察で訪れたラスベガスの今の姿をフォトレポートする。


▽関連記事
現地レポート:ラスベガス、脱・カジノで新たなキーワードが浮上(2010/3/26)

取材協力:ラスベガス観光局、大韓航空
取材:福田晴子

  • 2009年12月にシティセンターにオープンしたカジノホテルのアリア。従来、カジノホテルはカジノ客に時間を忘れさせるために窓を作らなかったが、アリアはロビーの一部やカフェをガラス張りにしている

    アリアのロビー

  • トランプ・インターナショナル・ホテル&タワーはカジノなしホテル。客室は長期滞在に向いたコンドミニアムタイプのスイートで、全室にキッチンを完備。全館禁煙にしている

    トランプの客室

  • 今年12月にオープン予定のホテル「コスモポリタン」には、ラスベガスで初めてバルコニーつきの客室が登場する。バルコニーからは隣接するベラッジオのプールを見下ろせる

    コスモポリタンのバルコニーからの眺め

  • VIPルームの利用もねらい目。写真はウィンのタワースイート。バスルームだけでこの広さ。女性グループでのガールズ・ナイトやグループでのパーティ利用などで提案したい

    ウィンのスイート

  • アリアのペントハウスはモダンなデザイン。窓も大きく、ラスベガスが一望できる。金融危機後は通常よりも価格を下げており、女性同士のグループやウェディングなどで利用したい

    アリアのペントハウス

  • 1998年にオープンしたヴェネチアン。テーマホテル全盛期のホテルだが、スタンダードルームの客室にもファックスやDVDプレイヤー(一部)を導入している

    ヴェネチアンの客室

  • ベラッジオの館内の一部。美しいデザインのモザイクが印象的

    ベラッジオのモザイク

  • ウィンと別館「アンコール」の床を飾る蝶のモチーフ。幸運の印だという

    ウィンとアンコールのモチーフ

  • シティセンターはMGMグランド・グループが総工費85億円をかけた壮大なプロジェクト。アリアやヴィダラなど計6000室以上の客室を有する6つのビルと、ショッピングモールからなる。写真はショッピングモールの「クリスタルズ」

    シティセンター

  • TI(トレジャーアイランド)は2008年8月に客室を一新。さらに館内に3.5米ドルからピザが食べられる手軽なピッツェリアもオープン

    TIのピッツェリア

  • ヴェネチアンの新館「パラッツォ」にはスポーツバー「ラガッセ」がオープン

    パラッツォのバー

  • ラスベガスらしいホテルの無料アトラクションは健在。写真はベラッジオの噴水ショー

    ベラッジオのショー

  • パリスはハラス・エンターテイメント系列のホテル。ラスベガスではフィットネスやインターネットなどのサービスを自動的に加算するリゾートフィー(1人あたり20米ドル程度)があるが、同系列のホテルでは廃止している

    パリス

  • ラスベガスの魅力のひとつは、エンターテイメントの質の高さ。シルク・ドゥ・ソレイユのショーが7つ上演されているのは世界でもラスベガスだけ

    オーのシアター

  • ラスベガスではビュッフェでの食事も楽しみのひとつ。写真はウィン。作りたての料理が多く、ついついとりすぎてしまう

    ウィンのビュッフェ

  • ハードロックカフェでは、タッチパネルでアーティストのお宝グッズが見られる

    ハードロックカフェ

  • ダウンタウンのラスベガスらしいホテル「ゴールデン・ナゲット」に2009年11月ラッシュタワーがオープン。写真のアクアリウムとスライダー付プールが新設された

    ゴールデン・ナゲット

  • ダウンタウンの無料アトラクション「フリーモント・ストリート・エクスプレス」。多くの人でにぎわう

    ダウンタウン

  • ラスベガスから気軽なショートトリップも可能。ピンクジープのレッドロックキャニオン・ツアー

    ピンクジープ

  • レッドロックキャニオンでは運がよければ野生のロバにも出会える

    レッドロックキャニオン