【月別取扱額12月】KNT-CTホールディングス、メイトは前年並み


 KNT―CTホールディングスの2020年12月の総取扱額(グループ14社計)は、前年同月比55.6%減の157億2615万円だった。国内旅行が39.5%減の120億3001万円、海外旅行が99.1%減の1億1314万円。外国人旅行が78.6%減の3億9983万円となった。

 国内旅行の内訳は、一般団体が67.3%減(7億9112万円)、学生団体が56.4%減(20億6451万円)。一般、学生団体ともに減少し、合計で60.1%減(28億5564万円)となった。国内企画旅行は、メイトが3.0%減の34億9686万円、クラブツーリズム国内は20.9%減の45億5395万円、合計で14.6%増の80億6553万円。国内個人旅行は66.1%減の11億884万円だった。

 海外旅行の内訳は、一般団体は98.9%減、学生団体は98.4%減で、合計が98.6%減の5080万円となった。海外企画旅行は99.9%減の1万円、海外個人旅行は98.4%減の6233万円だった。

 区分別に見ると、国内一般団体は大人数での移動を避ける傾向が続き取り扱いが減少に。国内学生団体も修学旅行の再開の動きがみられたものの減少した。国内企画旅行は、Go Toトラベルの一時停止が影響し、前年を上回った。

 海外一般団体、学生団体、海外旅行企画は、国際的な新型コロナウイルス感染者拡大で旅行の中止や延期の影響を受けて取り扱いが減少した。

 外国人旅行は国際的な人の往来再開の対象地域が限定的であること、レイルパスなどの払い戻しの結果、前年を下回った。

 
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