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江戸時代の坑道見学などができる観光施設「史跡佐渡金山」(佐渡市)が9日、改修工事を終えて営業を再開した。「
施設は通年営業だが、今季は改修工事のため、1月6日から休業していた。
施設を運営する「ゴールデン佐渡」(同)によると、「道遊の割戸」の直下部分につながる遊歩道の一部を舗装し、手すりを設置した。観光坑道と資料館をつなぐ連絡橋の補強工事も行った。
また、1月の能登半島地震で、第2駐車場に落石が発生したため、県が駐車場にコンクリートブロックを設置した。今後は、斜面の落石防止工事も実施する予定だ。
ゴールデン佐渡の河野雅利社長(59)は、「世界遺産登録による外国人観光客の増加をにらみ、坑内の案内表示の多言語化にも取り組みたい」と話した。