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「地球の歩き方」北九州市編が発売…市単位は全国初、焼うどん・ど派手衣装の成人式など紹介

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発売された「北九州市」編の表紙=「株式会社地球の歩き方」提供
発売された「北九州市」編の表紙=「株式会社地球の歩き方」提供

 海外旅行のガイドブックとして知られる「地球の歩き方」シリーズの国内版「北九州市」編が1日、発売された。市単位での制作は全国初。400ページにわたり、同市発祥のグルメや歴史、文化などをオールカラーで紹介している。九州エリアでは2日以降、順次書店に並ぶ予定。

 国内版の発行は12冊目で、九州地方が取り上げられるのは初めて。表紙には、JR小倉駅のビルから北九州モノレールの車両が走り出す風景が描かれた。

 巻頭特集では、同市発祥の「 やき うどん」と「鉄なべぎょうざ」「焼きカレー」の人気店を紹介。焼うどん発祥の店は1月の中心市街地の大規模火災で被災したが、火災前の情報のまま掲載している。2度の大規模火災に見舞われた小倉北区の 旦過たんが 市場については、現在も営業する10店舗を店主らの顔写真やメッセージとともに紹介した。

 市内7区ごとに、米大リーグ・カブスの今永昇太投手(八幡西区出身)らゆかりの著名人も登場し、行きつけの店や見所をアピール。「ど派手」衣装で話題の成人式にも触れている。編集責任者の日隈理絵さん(41)は「歴史や文化、地形など市内各区の特徴を深く掘り下げた。多くの人が北九州市を旅先に選ぶきっかけになれば」と話す。

 A5変型判、税込み2200円。

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