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海外旅行のガイドブックとして知られる「地球の歩き方」シリーズの国内版「北九州市」編が1日、発売された。市単位での制作は全国初。400ページにわたり、同市発祥のグルメや歴史、文化などをオールカラーで紹介している。九州エリアでは2日以降、順次書店に並ぶ予定。
国内版の発行は12冊目で、九州地方が取り上げられるのは初めて。表紙には、JR小倉駅のビルから北九州モノレールの車両が走り出す風景が描かれた。
巻頭特集では、同市発祥の「
市内7区ごとに、米大リーグ・カブスの今永昇太投手(八幡西区出身)らゆかりの著名人も登場し、行きつけの店や見所をアピール。「ど派手」衣装で話題の成人式にも触れている。編集責任者の日隈理絵さん(41)は「歴史や文化、地形など市内各区の特徴を深く掘り下げた。多くの人が北九州市を旅先に選ぶきっかけになれば」と話す。
A5変型判、税込み2200円。