中国とタイがビザ相互免除、協定に調印 3月発効

中国とタイがビザ相互免除、協定に調印 3月発効
 タイと中国の両政府は28日、新型コロナウイルス流行で打撃を受けた両国間の観光客などの往来を促進するため、ビザ(査証)を相互に免除することで合意した。写真は調印式で握手する両国外相(2024年 ロイター/Chalinee Thirasupa)
[バンコク 28日 ロイター] - タイと中国の両政府は28日、新型コロナウイルス流行で打撃を受けた両国間の観光客などの往来を促進するため、ビザ(査証)を相互に免除することで合意した。
タイのパーンプリー外相と中国の王毅外相はバンコクでの会談後、3月1日に発効する協定に調印した。
王氏は共同記者会見で「タイを訪れる中国人観光客の数は大幅に増えるだろう」と語った。
タイを訪れる中国人観光客の数は、コロナ流行前の2019年が1100万人だったが、昨年は350万人だった。
王氏はまた、両国は中国─タイ鉄道の建設を加速させ、国際犯罪対策で協力することでも一致したと明らかにした。

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