九州の9月外国人入国者数27万人 18年同月の95%に
九州運輸局が24日に発表した9月の九州への外国人入国者数は27万1814人(速報値、船舶観光上陸者数を除く)となった。新型コロナウイルス禍前の2018年同月(28万6518人、船舶観光上陸者数を除く)の95%程度まで回復している。
航空便の再開が順調に進んでいることが寄与した。九州運輸局によると10月末時点で、九州全体の週当たりの国際線の便数が18年の9割程度まで回復している。同便数は日韓関係が悪化した19年を上回っているという。
あわせて発表された7月の国別の入国者数(確定値)では、欧米とオーストラリアからの入国者数が1万2534人となり、19年同月(1万572人)を上回った。7月に福岡市で開催された世界水泳選手権福岡大会による集客が寄与したとみられる。