ヒルトン、京都に3軒目ホテル開業 客室に茶器や西陣織
米ヒルトンは8日、京都市にホテル「ダブルツリーbyヒルトン京都東山」を開業した。京阪電鉄の清水五条駅から徒歩1分、京都駅からタクシーで約10分の好立地で、清水寺や三十三間堂などの名所が近い。和をテーマにした内装が特徴で、国内外の観光客の利用を見込む。
地上7階、地下1階で客室数は158室。畳の部屋や、茶器や西陣織の飾りが備え付けてある部屋など、和の雰囲気を感じるデザインとなっている。最も安い部屋は1部屋当たり2万5千円からで、スイートルームは13万円から。館内にはレストランやバー、フィットネスセンターもある。
ヒルトンは最高級ブランドの「ロク キョウト LXRホテルズ&リゾーツ」を2021年に開業して京都市に進出した。「ダブルツリーbyヒルトン京都東山」は京都で3施設目で、24年には新たに2施設の開業を予定している。ダブルツリーブランドは、沖縄県、富山県に続き国内では5軒目となる。
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