北米の広範囲で大雪予報、クリスマス控え旅行者の足に影響も

北米の広範囲で大雪予報、クリスマス控え旅行者の足に影響も
米国の広い地域が今週、大雪や厳しい冷え込みに見舞われると予想されている。航空便の遅延・欠航や道路の通行止めが生じる公算が大きく、クリスマス・年始年末前の繁忙期にさしかかる中、旅行者の足に影響が出ることは必至だ。(2022年 ロイター/Carlos Barria)
[20日 ロイター] - 米国の広い地域が今週、大雪や厳しい冷え込みに見舞われると予想されている。航空便の遅延・欠航や道路の通行止めが生じる公算が大きく、クリスマス・年始年末前の繁忙期にさしかかる中、旅行者の足に影響が出ることは必至だ。
米国立気象局(NWS)の予報によると、悪天候は週半ばにかけ、米北西部とグレートプレーンズ地域からアパラチア山脈中部と南部にかけて広がる見通し。グレートプレーンズ地域と五大湖地域の一部では猛吹雪、ロッキー山脈北部や太平洋岸北西部では大雪が予想されるほか、中南部から東海岸にかけては急速なペースでの凍結が起きる可能性があるという。
隣国カナダの西部ブリティッシュ・コロンビア州も25センチの降雪に見舞われている。バンクーバー国際空港では20日、吹雪と視界不良のため、全便の着陸が停止されたほか、出発便の一部が運休となった。
航空機の運航状況を追跡するウェブサイト「フライトアウェア」によると、発着便130便が欠航となり、38便が遅延している。

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