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10月の宿泊旅行統計、宿泊者数は35・2%減、この時点では日本人客回復進む

 観光庁がまとめた10月の宿泊旅行統計調査結果(第2次速報)によると、延べ宿泊者数は前年同月比35・2%減の3241万人泊だった。現在は全国で停止されているが、この時点ではGo Toトラベル効果で日本人客が戻り、需要は回復傾向だった。

 日本人宿泊者数は前年同月比19・2%減の3215万人泊で、減少幅は抑えられてきた。外国人宿泊者数は同97・4%減の27万人泊と、ほぼ前月並みが続いている。

 客室稼働率は同20・8ポイント減の42・8%。旅館が同3・0ポイント減の36・5%、リゾートホテルは同12・8ポイント減の45・0%、ビジネスホテルは同26・3ポイント減の51・0%、シティホテルは同36・3ポイント減の44・3%、簡易宿所は17・3ポイント減の15・4%。依然として前年割れが続くものの、軒並み減少幅は縮小している。客室稼働率が80%を超えた都道府県はなかった。全体の全国最高値は山口県の62・2%。

 11月の延べ宿泊者数(第1次速報)は同30・2%減の3466万人泊。日本人宿泊者数が同15・7%減の3421万人泊、外国人宿泊者数が同95・1%減の44万人泊だった。


情報提供:トラベルニュース社