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フィンランド文化交流・旅セミナー、熊本県に駐日フィンランド大使を招聘し、フィンランドのサステナブルな旅を提案

  • 2020年12月16日

プレスリリース転載

 熊本欧州文化交流協会とフィンエアーは、2020年12月14日に、一般社団法人日本旅行業協会、フィンランド大使館、フィンランド政府観光局、熊本県の協力を得て、「フィンランド文化交流・旅セミナー」を開催致しました。また、セミナーの前にはペッカ・オルパナ駐日大使が熊本県の蒲島知事を表敬訪問、コロナ後の熊本からのフィンランドへの旅行需要促進を呼びかけました。

 セミナーの基調講演では、ペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使から、フィンランドが最新のSDGs達成度ランキングにおいて3位となり、社会の中にSDGsの考え方が浸透している事などに言及。フィンランドのサステナビリティの取り組みの具体例を紹介し、サステナビリティを通しての九州とフィンランドの文化交流の促進を呼びかけました。

 熊本欧州文化交流協会代表でフィンエアー旅客営業部九州地区課長の木下俊作は、コロナ後のサステナブルな旅の提案として、フィンランドでのラーニング・ワーケーションを紹介。プラスアルファの価値として教育環境も整っている先進的なフィンランドでラーニング・ワーケーションを体験することにより従業員の自己啓発を高める利点を提案致しました。また、インバウンドにおいては、フィンランドをはじめとした欧州からの旅行者の旅行消費額が他地域からの旅行者と比較して多いことに言及し、「欧州からのワーケーションの誘致も自治体と協力し、地方創生に寄与したい」との意気込みを示しました。

 セミナーの後半では、九州のSDGsファシリテーター、観光、経済、教育の有識者をお招きして「コロナ後を見据えたサステナブルな文化交流の取り組み」をテーマにパネルディスカッションも行いました。ディスカッションでは、旅行においてもサステナブルな視点が必要になり、モノからコトへの体験型が主流になるのではといった意見も出ました。パネルディスカッションを総括して、フィンエアーの堀田博之西日本統括支店長は、「サステナビリティの流れをコロナ後の新しい旅行の在り方に繋げていきたい」と語りました。

フィンランド文化交流・旅セミナー(サステナブル)
2020年12月14日
    蒲島熊本県知事表敬訪問(熊本県庁)
    文化交流セミナー(熊本テルサ)
主催:熊本欧州文化交流協会、フィンエアー
協力: フィンランド大使館、フィンランド政府観光局、熊本県



ペッカ・オルパナ、駐日フィンランド大使(2018年9月1日~)
2011年から2015年までベオグラード駐フィンランド大使、2007年から2011年までリマ駐フィンランド大使。2002年から2007年まで、外務省の中欧・南東欧ユニット長。
プレトリア、ロンドン、アルジェリアのフィンランド大使館、ニューヨークの国連常任代表部、マルセイユのフィンランド名誉領事館などの役職を歴任。
法学修士号を取得。

■フィンエアーについて
oneworld メンバーであるフィンエアーは、日本とヨーロッパを最短最速の約9 時間30分で結ぶエアラインで、ヨーロッパ地域 約100都市に就航しています。2016 年より福岡空港にも夏期就航を開始、2019年夏期スケジュールにおいて福岡を含めた4大都市からの便数は週34便、日本航空とのコードシェア便を含めると週41便となりました。さらに、2019-2020年冬期スケジュールでは、新たに5番目の都市として札幌路線を開設。拠点であるヘルシンキ・ヴァンター空港は、ヨーロッパ地域の70 都市以上にスムーズな乗り継ぎができるように設計され、うち34 都市へは日本から“最短最速”で到着します。
また、Skytrax社によって『北欧のベストエアライン(Best Airline: Northern Europe)』に10年連続で選出されているほか、同社のエアライン格付けで4つ星評価を獲得しています。

■熊本欧州文化交流協会について
2016年、熊本出身の木下俊作(フィンエアー旅客営業部課長)が欧州の魅力を熊本の方に伝える文化交流協会を設立。熊本の伝統文化・芸能・観光情報を欧州への発信、及び欧州との文化交流の振興に寄与することを目的とする。2018年に、フィンランド大使館と熊本にてフィンランドPRイベントを開催(日本フィンランド国交100周年・フィンランドサウナ告知イベント)また、2019年12月に、フィンランドのサンタクロース財団公認のサンタクロースを招聘し、蒲島熊本県知事を表敬訪問。また教育施設も訪問し、熊本からフィンランドへの旅行需要促進活動を行いました。