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メキシコ、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2020年10月15日

メキシコにおける「新型コロナウイルス」の最新情報をお知らせいたします。

2020年10月09日、メキシコ連邦政府は全国の信号情報(新感染症危険情報)を更新しました。

適用は10月12日からとなり、17州が「橙色」、14州が「黄色」、1州が「緑色」という状況に変わります。

◎ 橙色(17州)

病床65%以下が埋まっており、2週間感染者数が減少傾向。

公共機関、学校など一部解除。健康上のリスクを持つ人も外出可。

〔対象州〕

 メキシコ市、メキシコ州、アグアスカリエンテス州、コアウイラ州、コリマ州、

 チワワ州、ドゥランゴ州、ゲレロ州、イダルゴ州、ハリスコ州、ナジャリット州、

 ヌエボレオン州、オアハカ州、ケレタロ州、シナロア州、ユカタン州、サカテカス州

◎ 黄色(14州)

2週間の入院者数、感染者数が減少。

公共機関、学校など一部例外を除き、商業施設は収容人数の50~75%で営業可。

〔対象州〕

 バハカリフォルニア州、南バハカリフォルニア州、チアパス州、グアナフアト州、

 ミチョアカン州、モレロス州、プエブラ州、キンタナロー州、サンルイス・ポトシ州、

 ソノラ州、タマウリパス州、タバスコ州、トラスカラ州、ベラクルス州

◎ 緑色(1州)

基礎的な衛生防疫措置を講じれば、特段の制約なし

〔対象州〕

 カンペチェ州

※この指針は連邦政府による例示であり、最終的な措置は各州政府により

 各地域の状況に応じて決定されます。

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■ メキシコ保健省が発表した新型コロナウイルス感染症発生状況(10月10日正午現在)

累計感染者数で世界9番目、累積死者数で世界4番目となっています。

* メキシコ全国

 累計症例数: 810,020名 / 累計死亡者数: 83,497名

* メキシコ市のみ

 累計症例数: 138,329名 / 累計死亡者数: 10,730名

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■ その他

* 米国国境における不要不急の移動制限が、10月21日まで再延長されました。

* 日本政府の水際対策において、メキシコは継続して対象国となっています。

 メキシコ在住日本人は帰国後PCR検査+2週間の自主隔離(公共交通機関利用不可)が必要。

 メキシコ国籍は通常日本へはビザ不要ですが、現在は入国不可となっています。

* 10月10日現在で一般公開されている遺跡、博物館は以下の通りです。

 人数制限など条件がある場合や、「新しい日常」と感染予防措置は大前提となります。

・アグアスカリエンテス州:

 アグカスカリエンテス地方歴史博物館

・カンペチェ州:

 バランクー、ジィビルノカック、エズナ、オクチョブ、オルミゲーロ、シュプヒルの6遺跡、

 サン・ホセ要塞の海底博物館

・メキシコ市:

 クイクイルコ、ミスコアックの2遺跡、カランサの邸宅博物館、エル・カルメン博物館

・メキシコ州:

 テオティワカン遺跡(1日 3,000人までの入場制限。ピラミッドの登頂不可など条件付)

・グアナファト州:

 プラスエラ、カニャーダ・デ・ビルヘン、ペラルタ、エル・コポロ、アロージョ・セコの5遺跡、

 グアナファト地方博物館

・モレロス州:

 チャルカツィンゴ遺跡

・プエブラ州:

 プエブラ地方博物館

・キンタナロー州:

 コバ、ムジル、サン・ヘルバシオ、トゥルムの4遺跡

・ソノラ州:

 セロ・デ・トゥリンチェラス遺跡、ソノラ地方博物館

・ユカタン州:

 チチェン・イッツァ(ハリケーン被害から再開)、

 ディビルチャルトゥン、イサマル、マヤパン、ウシュマル、シカンボの5遺跡

  

* 9月30日の時点でカンクンのホテル占有率が33.5%となり、キンタナ・ロー州として

 4万人を越える観光客を確認。

* カンクン空港へ乗り入れている85便(うち国際線28便=ほとんどが米国都市)でしたが、

 10月に入ると1日ルフトハンザ、2日エールフランスが運航を再開。

 カンクンと並んでプエルト・バジャルタも30%越えで観光需要が復調してきています

* 先週末からベラクルス州、プエブラ州を視察しましたが、マスク着用率は7~8割。

 商業活動は平常に近い感覚でした

以上、ご注意ください。

情報提供:メープルファンエンタープライズ 株式会社日本海外ツアーオペレーター協会