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アエロメヒコもチャプター11申請、運航は継続

  • 2020年7月1日

 アエロメヒコ(AM)を傘下に有するグルーポ・アエロメヒコは現地時間の6月30日に米国で、日本の民事再生法に当たるチャプター11(連邦倒産法11章)の適用を申請した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により旅客需要が大きな影響を受けているなか、法的手続きを経て財政再建をめざす。

 運航業務などは今後も継続する予定で、AMによれば7月は便数ベースでメキシコ国内線を前月の2倍、国際線は4倍を運航する予定。日本路線についてはすでに運航を再開している。顧客が保有する航空券、予約、電子バウチャー、クラブプレミエポイントについてはいずれも有効で、引き続き既存の条件通りで使用できるという。

 中南米では、すでにラタム航空(LA)とアビアンカ・グループの大手2社が、チャプター11の適用を申請している。