2月の航空需要は14%減、「9.11」以降で最悪も、欧米急減は3月以降

  • 2020年4月15日(水)

 国際航空運送協会(IATA)によると、2020年2月の国際線と国内線を合計した航空需要(有償旅客キロ、RPK)は、全世界で前年比14.1%減となった。座席供給量(有効座席キロ、ASK)は8.7%減で、ロードファクターは4.8ポイント減の75.9%となった。1月のRPKは2.5%増で2010年4月以降で最も低い伸び率であったが、2月は2001年の9.11以降で最悪の結果となった。

 2月は新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大が中国を中心とするアジア太平洋地域に限定されていたこともあり、同地域はASKが16.9%減、RPKが30.4%減と大きく前年を下回ったものの、その他の地域はASK、RPKともに概ね1%から3%程度の増減に留まった。

 一方、国内線では中国でASKが70.4%減、RPKが83.4%減、ロードファクターが39.3ポイント減の48.5%と壊滅的な数値となっているものの、その他の調査対象国は豪州を除いてプラス。特に米国はASKが8.3%増、RPKが10.1%増と好調だった。

※IATA発表詳細データ(英語):ダウンロード

IATA 2020年2月 国際線需要動向

方面RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
アフリカ-1.1%+4.8%65.7%-3.9pt
アジア太平洋-30.4%-16.9%67.9%-13.2pt
欧州+0.2%+0.7%82.0%-0.4pt
ラテンアメリカ-0.4%-0.4%81.3%+0.0pt
中東+1.6%+1.3%72.6%+0.2pt
北米-2.8%-1.5%77.7%-1.0pt
合計-10.1%-5.0%75.3%-4.2pt

IATA 2020年1月~2月 国際線需要動向

方面RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
アフリカ+2.5%+5.4%68.4%-1.9pt
アジア太平洋-12.7%-6.3%76.0%-5.6pt
欧州+0.9%-0.2%82.4%+0.9pt
ラテンアメリカ-2.1%-2.3%82.2%+0.2pt
中東+3.6%+0.8%75.6%+2.0pt
北米+0.2%+0.1%79.8%+0.1pt
合計-3.4%-1.9%78.5%-1.2pt

IATA 2020年2月 国内線需要動向

市場RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
オーストラリア-4.0%-1.2%75.6%-2.2pt
ブラジル+3.8%+4.3%82.0%-0.4pt
中国-83.6%-70.4%48.5%-39.3pt
インド+8.4%+9.9%88.1%-1.2pt
日本-2.8%+3.9%67.1%-4.7pt
ロシア+7.7%+9.1%75.7%-1.0pt
米国+10.1%+8.3%82.9%+1.3pt
合計-20.9%-15.1%77.0%-5.6pt

IATA 2020年1月~2月 国内線需要動向

市場RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
オーストラリア-1.6%-2.1%78.4%+0.5pt
ブラジル+2.9%+2.0%84.0%+0.7pt
中国-45.5%-34.4%70.5%-14.4pt
インド+5.4%+5.9%87.1%-0.4pt
日本+0.5%+2.8%67.7%-1.5pt
ロシア+6.0%+8.7%74.1%-1.9pt
米国+9.0%+6.5%82.2%+1.9pt
合計-9.0%-5.7%78.2%-2.8pt
◯有償旅客キロ(Revenue Passenger Kilometer、RPK)=運航距離×有償旅客数
◯有効座席キロ(Available Seat Kilometer、ASK)=運航距離×座席数
◯ロードファクター(Load Factor)=RPK/ASK

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