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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (3/31の状況)

  • 2020年3月31日

全世界的に感染が拡大している「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況

アイスランド国内の感染者は本日2020年3月31日時点で929名、9,236名が検疫中、30名が国立病院に入院中、死亡者は2名、回復した人は157名です。

依然、感染の拡大は緩やかですが、集中治療室を6部屋から18部屋に増やし準備を進めております。

赤十字では、電話のヘルプラインを含め、多くのボランティアが様々なサポートを実施し、助けが必要な弱い立場の人に連絡するよう呼びかけを行っております。

イースター休暇には外出や長旅をせず、なるべく自宅にいるよう、案内が出されております。

統計では95%の国民が、現在の国の対応を信頼し評価しているとの結果が出ております。

入国制限については昨日同様で、現在も外出禁止令は出ておりません。

■ フェロー諸島の状況

感染者は163名。うち73名が回復しております。

現在も入国後14日間検疫下の経過観察が継続されております。

アトランティック航空は、3月30日のヴォーアル空港~コペンハーゲン空港間の2便を通常通り運航いたしました。

■ グリーンランド

新たな感染者は出ず、昨日同様感染者は10名で、全員首都ヌーク在住者です。既に2名が回復しております。

昨日、首都ヌークを中心に出された禁酒令により、今後 禁断症状が出るケースが危惧され、対応と準備が進んでおります。

Air Greenlandの国際線・国内線の運休は4月08日(水)まで確定し、この間、グリーンランドへの入国は不可となります。

なお、日本からコペンハーゲンまでのスカンジナビア航空便は4月末まで運休とし、5月に再開を予定するとのことですが、最新の運航予定の詳細や乗り継ぎの可否については、スカンジナビア航空、またはデンマーク大使館にて最新情報をご確認ください。

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会