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JAL、KDDIと5Gサービスの活用開始、日系航空会社で初

  • 2020年3月30日

 日本航空(JL)は3月30日、オープンイノベーション拠点の「JAL Innovation Lab」におけるプロジェクトとして、KDDIが提供する5Gサービスの「au 5G」の使用を開始した。各種業務における活用や、JL便の利用者へのさらなる価値の提供をめざす。KDDIによれば国内の航空会社による利用は初めて。

 具体的には航空機整備の遠隔作業支援などに加えて、JL便の利用者向けにはラウンジなどでの高画質動画や5Gスマートフォンによる「タッチレスゲート」の提供を開始し、空港サービスを高度化する。両社は2018年11月に以降に2回の実証実験を実施してきたところで、航空機整備の遠隔作業支援など整備業務での活用については、すでに実用化にむけた検討を進めているという。