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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (3/25の状況)

  • 2020年3月25日

全世界的に感染が拡大している「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況

アイスランド国内の感染者は本日2020年3月25日時点で648名、8,205名が検疫中、11名が国立病院に入院中、回復した人は56名です。

初めて喘息の持病のあるアイスランド人女性(60代)が亡くなり、外国人の1名とあわせ、アイスランドで亡くなった方は2名となりました。

なお、アイスランドでは、現在も外出禁止令は出ておりません。

アイスランド航空は、現在、ロンドン、ボストン、アムステルダム、トロント線を運航しております。コスト管理徹底のため、クローズするホテル、ツアー催行を止める旅行会社が増えています。

一方、現地では毎日14:00に警視正、疫学者、医務官が会見を開き、実情の説明と質疑応答を実施しており、透明性のある政府の対応が受け入れられている状況です。

ここアイスランドは島国で、インバウンドの観光が外貨を稼ぐ最大の輸出産業であることから、国を挙げて「新型コロナウイルス」の制御とインバウンド・ツーリズムの再開に向け、各種取り組みを実行しております。

■ フェロー諸島の状況

感染者は122名。昨日から9名が回復しております。

フェロー諸島でもデンマークに合わせ入国制限が行われ、当面4月13日までの措置として、入国後14日間検疫下の経過観察が課されております。

また、アトランティック航空では欠航、ダイヤ調整が発生しております。

■ グリーンランド

感染者が1名増え5名となりました。全員首都ヌーク在住者です。

Air Greenlandの国際線・国内線は、4月03(金)まで運休の予定ですが、当局によると運休期間は延長になる可能性が高いとされ、確定の場合、数日前に発表するとのことです。

この間、グリーンランドへの入国が不可の期間となります。

なお、デンマークは4月13日まで国境封鎖、外国人の入国制限措置を延長しておりますので、一泊しての乗り継ぎが可能かどうかは、日本発の航空会社に最新情報をご確認ください。

該当地域へのご旅行をご予定の方は、引き続き最新情報にご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会