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ドイツ、「新型コロナウイルス」の影響について

  • 2020年3月10日

「新型コロナウイルス」は、ドイツにおいても感染が拡大しております。

しかし現時点では、劇場、コンサート、サッカー(ブンデスリーガ)、美術館、博物館等は通常通り行われておりますが、今後状況が変わる場合もあります。

現在、ドイツにご滞在中・これから訪問をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

以下に、在フランクフルト日本国総領事館発出の情報(抜粋)をお知らせいたしますので、あわせてご覧ください。


ドイツにおける新型コロナウイルス対策(感染予防等)

1. ドイツにおける最新の感染情報(感染者数及び感染地域)

* ロベルト・コッホ研究所ウェブサイト(感染者数及び感染地域)

 https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Fallzahlen.html

2. 感染が疑われる場合の連絡先

ロベルト・コッホ研究所は感染が疑われる場合には、

救急相談「116117」へ連絡するよう呼びかけています。

また、連邦保健省をはじめ、各州保健省は相談窓口(ホットライン)を設置していますので、発熱、咳、息切れが発生した場合には、かかりつけ医のほか、救急相談「116117」または連邦・各州保健省ホットラインに電話して、その指示に従ってください。

また、他人との接触を避け、なるべく自宅に待機してください。

連邦・各州保健省ホットラインの連絡先は、以下の当館ホームページに掲載しています。

https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronahotline200228.html

3. ドイツ入国にあたっての所在追跡票

中国、日本、韓国、イタリア、イランからの入国にあたって、所在追跡票(Aussteigekarte / Public Health Passenger locator Form)が順次導入されています。

中国以外の日本、韓国、イタリア、イランからの入国にあたっては、1ページ目の所在追跡票のみを提出すれば良いこととなっていますが、現時点で場所により取り扱いが異なり、2ページ目(健康状態にかかる質問部分)の記入を求められる場合もありますので、航空機または列車、バスなどで配付される質問票をご確認ください。

なお、在ドイツ日本国大使館において質問票に仮訳を付しましたので、ご確認ください。

https://www.de.emb-japan.go.jp/files/000572416.pdf

4. 感染地域やリスク地域からのドイツ入国

ロベルト・コッホ研究所は新型コロナウイルスについて、感染地域やリスク地域からドイツに入国した場合の対応などを説明するリーフレットを作成し、機内等で配付しています。

https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Transport/Info_Reisende_Tab.html?nn=13490888

このリーフレットには、概要以下のような内容が記載されています。

1) 新型コロナウイルス感染症(SARS-Cov-2)について

 新型コロナウイルス感染症は、人から人に飛沫感染します。

 最大14日以内の潜伏期間後に、発熱、咳、呼吸困難などの症状が出る場合があります。

2) 感染地域から入国した場合

 感染地域での滞在から14日以内に、発熱、咳、呼吸困難などの症状が出た場合には、人との接触を避け、できるだけ自宅にとどまり、他者から距離をとってください。

 手洗い・咳エチケットの徹底などの感染予防につとめ、発熱、咳や呼吸困難などの症状が出た場合には、電話で医師に相談してください。

3) リスク地域** から入国した場合 ※3月05日現在

 症状の有無に関係なく、人との接触を避け、自宅に待機してください。

 手洗い・咳エチケットの徹底などの感染予防につとめ、発熱、咳や呼吸困難などの症状が出た場合には、その程度に関わらず、電話で医師に相談してください。

 ** リスク地域(ロベルト・コッホ研究所)

  ・中国: 湖北省(武漢市を含む)

  ・イラン: コム州、テヘラン州

  ・イタリア: 南チロル(ボルツァーノ自治県)、エミリア=ロマーニャ州、ロンバルディア州

         及びヴェネト州パドヴァ県ヴォー市

  ・韓国: 慶尚北道

  詳細: https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Risikogebiete.html

4) 渡航を続ける場合

 ドイツ外務省渡航情報を確認してください。

5. 日本からのドイツ入国、ドイツでの乗り継ぎにあたっての留意点

ドイツにおいては、日本への渡航制限や日本からの入国制限措置はとられていません。

しかしながら、一部の国は日本やドイツからの入国を制限していますので、渡航・乗り継ぎにあたっては、渡航予定先の出入国制限にかかる最新情報を収集してください。

また、イタリア等上記5のリスク地域からの乗り継ぎにあたっては、搭乗を拒否(特に発熱等がある場合)されることもあり得ますので、各航空会社の規則に十分留意してください。

** 各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限(外務省ホームページ)

 https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

6. 航空便運航状況の確認

ルフトハンザ航空は、フライトのキャンセルや減便を予定している旨発表しています。

その他の航空会社も運航を休止しているケースがありますので、ご自身の搭乗予定のフライトについて今一度各航空会社の運航状況を確認してください。

** ルフトハンザ航空(最新情報)

 https://www.lufthansa.com/de/de/fluginformationen

【 参考 】

* ドイツ連邦保健省(新型コロナウイルスに係る最新情報)

 https://www.bundesgesundheitsministerium.de/coronavirus.html

* ロベルト・コッホ研究所(新型コロナウイルスに関する Q&A)

 https://www.rki.de/SharedDocs/FAQ/NCOV2019/FAQ_Liste.html

 https://twitter.com/rki_de

* ドイツ連邦外務省 渡航情報(最新情報)

 https://www.auswaertiges-amt.de/de/ReiseUndSicherheit/reise-undsicherheitshinweise/letzteaktualisierungen

情報提供:合同会社 プレヌスツアージャパン日本海外ツアーオペレーター協会