マリアナ、20年は日本人客5万人へ、スカイマーク就航で好調に推移

  • 2020年3月4日(水)
一倉氏とヤコポ氏

 マリアナ政府観光局(MVA)ゼネラルマネージャーの一倉隆氏は、このほど東京都内で開催した「マリアナセミナー&ワークショップ2020」で、昨年11月のスカイマーク(BC)による成田/サイパン線就航で日本人訪問者数が大幅に増えていることを説明し、そのうえで2020年は主要客層であるファミリー層の取り込みを強化しつつ、若年層にも力を入れていく方針を発表した。また「スポーツ・アイランド・マリアナ」として、従来から人気の高いゴルフやダイビングのほか、手軽に楽しめるジョギング、ヨガなどを提案し、2020年は日本人客5万人をめざす。

 一倉氏によると、北マリアナ諸島への日本人訪問者数は、2017年に5万944人を数えたが2018年は5月にデルタ航空(DL)が成田/サイパン線を撤退し、さらに10月に台風が直撃したことで2万7291人に減少。2019年も1万7121人に留まった。  ただし、BCが就航した11月は前年比687%増、12月も448%増を記録。そして2020年1月も522%増の約4000人となっている。2月については、新型コロナウィルスの影響も「「FITは変わりなく推移」しており、「現段階ではそれほど大きな変化は見られない」という。

 こうしたなか、現在サイパンを訪れる日本人はファミリーのほかダイビングやゴルフ目的を中心としたリピーターが55%を占める一方、「若年層が弱い」(一倉氏)ことから若年層への取り組みを強化。若手アーティストがソーシャルメディアを通してサイパンの魅力を発信する企画や、人気音楽グループ「ドーベルマン・インフィニティ」を観光親善大使に任命し、現地でミュージックビデオを撮影するなど、マリアナの魅力をアピールしていく。

 さらに新たなプロモーション「スポーツ・アイランド・マリアナ」も開始し、観光局主催による無料参加の「サイパン・モーニングラン」やヨガなどのイベントなどを計画していく。

 なおセミナー冒頭ではMVA本局マネージングディレクターのプリセラ・M.ヤコポ氏が登壇し、まずサイパン、テニアン、ロタでは新型コロナウィルス感染者はゼロであることを強調。「マリアナの観光業は日本との関係から始まった。日本は歴史的にも最重要パートナーであり、今後も旅行業界との関係強化をはかっていきたい」と挨拶した。ワークショップでは、ホテルや航空会社、ランドオペレーターなど16社・団体が日本の旅行会社と商談や情報交換を実施した。

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