新型コロナ、出張への影響は?-業界団体GBTAがアンケート実施

  • 2020年3月5日(木)

 業務渡航に関わるTMCやサプライヤー、そしてユーザーである出張元の企業が加盟する世界規模の組織「グローバル・ビジネス・トラベル・アソシエーション(Global Business Travel Association、GBTA)」はこのほど、業務渡航市場への新型コロナウィルス(COVID-19)の影響についてのアンケート調査の結果を発表した。

  調査は会員を対象として2月25日と26日にオンラインで実施したもので、401人がすべての質問に回答。401人のうち57%がトラベルマネージャーなど出張元企業関係者、22%がサプライヤー、9%がTMC、6%が調達・購買関係者、6%がその他であった。企業の規模では、500人未満から7万5001人以上まで多様な企業が回答している。

GBTA、COVID-19影響調査
/会社規模

従業員数割合
1 – 50017%
501 – 1,0007%
1,001 – 5,00021%
5,001 – 10,00013%
10,001 – 25,00016%
25,001 – 75,00013%
75,001 or more13%

 会社として地域ごと、あるいはすべての海外渡航、国内出張の各項目について出張を取りやめている度合いを聞いた質問では、95%の回答者が中国について「すべて」または「ほぼすべて」の出張をキャンセルしていると答えた一方、欧州や米大陸についての同じ回答は5%以下に留まった。

 取りやめている地域への出張再開時期については、「不明」が54%で最も多いものの、以降は3ヶ月以内が31%、6ヶ月以内が14%、8ヶ月以内と12ヶ月以内が1%ずつという結果となった。

GBTA、COVID-19影響調査/地域別出張取消頻度

すべてほぼすべていくつかわずか取消なし
中国84%11%1%2%3%
香港54%19%8%4%15%
台湾35%19%10%6%30%
その他APAC22%23%16%14%26%
欧州3%5%15%12%65%
北米1%1%3%5%90%
ラテンアメリカ1%2%3%4%91%
中東4%4%6%9%77%
海外出張すべて2%5%36%24%33%
国内出張すべて0%2%1%4%93%

 一方、北米、欧州、アジア太平洋、ラテンアメリカ、中国の各地域におけるミーティングやイベント、会議の開催頻度では、北米が最も高く、次いで欧州、アジア太平洋の順。中国は「ほとんどない」と「ない」の合計が53%であった。

 そして、こうしたミーティングなどについて中止や延期、会場の変更を実施したことがあるかを聞いた質問では、「少しある」「ある」「たくさんある」の合計が中止で65%、延期で67%となった一方、会場変更は35%に留まった。

GBTA、COVID-19影響調査/イベント延期等の対応状況

取消延期場所変更
たくさんある18%17%6%
ある25%24%11%
少しある22%25%18%
ない35%33%65%

 このほか、会社の収益に新型コロナウィルスが与える影響については、「かなりある」が24%、「それなりにある」と「少しある」が31%、「まったくない」が14%という結果。さらに新型コロナウィルスを受けて出張承認手続きを見直したか否かでは、「見直した」が43%で「見直していない」が52%、出張の安全に関する規定を見直したかでは、「見直した」が51%で「見直していない」が42%となった(残りは「分からない」)。

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