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外務省、中国全土を「レベル2」に-米国は渡航禁止

 外務省は1月31日、中国の感染症危険情報を更新し、武漢を含む湖北省以外の危険度をレベル1の「十分注意してください。」からレベル2の「不要不急の渡航は止めてください。」に引き上げた。湖北省全域はレベル3の「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」から変更していない。対象となるのは中国の湖北省を除くすべてのエリアで、香港とマカオも含む。

 中国への渡航に関しては、米国国務省も世界保健機関(WHO)の「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」の宣言に合わせて1月30日付けでレベル4の「Do Not Travel」を設定。原則として渡航しないよう求めるとともに、滞在中の米国民に対しては出国を検討するよう呼びかけている。