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オーストラリア シドニー郊外、ブルーマウンテンズ地区にて発生している「山火事」に伴う影響‐続報 (1/27の状況)

  • 2020年1月27日

シドニー郊外・ブルーマウンテンズ地区、一般旅行者が多く訪れるカトゥーンバ近くのRuined Castle(ルーインド・キャッスル)にて発生している山火事(ブッシュファイヤー)の現在の状況をお知らせいたします。

■ ブルーマウンテン地区の状況

昨日2020年1月26日(日)のブルーマウンテン地区は、山火事の影響がまったく感じられず、晴天にも恵まれて各展望台よりブルーマウンテンの景観を楽しむことができました。

本日1月27日は、ブルーマウンテンでは霧が発生していたため、あまり景観をお楽しみいただくことはできませんでした。

■ シーニックワールドの状況

シーニックワールドのスカイウェイ、レイルウェイ、ケーブルウェイ、全て運行されております。

ジャミソンバレー谷底のボードウォーク10分コース、30分コース、50分コースともオープンしております。

■ ジェノランケーブの状況

ジェノランケーブは、2月01日よりインペリアル、オリエント、チフリーなど主な鍾乳洞ツアー、ケーブハウス、マウンテンロッジなどの宿泊施設の再開が決定し、予約の受付も開始しました。

ただし、シドニー方面からジェノランケーブを訪れる際は、通常ジェノランケーブ・ロード経由することとなりますが、このジェノランケーブ・ロードが引き続き通行止めとなっており、現時点では2月中旬~下旬の再開が予想されております。

ジェノランケーブ・ロードの通行止めの期間は、オベロンを経由し、エディス・ロードからジェノランケーブを訪れることになります。この迂回路は、シドニー方面より訪れた場合、約20km・約30分ほど追加で時間がかかることになります。

また、エディスロードの最後の3.2kmは急勾配で非常に狭く曲がりくねったヘアピンカーブが続きます。そのため通常サイズの乗用車、ハイエース等のワゴン車であれば細心の注意を払って通行可能ですが、マイクロバスを含めた観光バスの通行は危険を伴い適しておらず、ジェノランケーブ・ロードの再開を待つ必要があります。

■ シドニー市内の状況

1月22日は久しぶりにシドニー市内への煙の流入があり、若干煙たさ、焦げ臭さが感じられましたが、それ以外はこの1週間ほど、シドニー市内は晴天に恵まれ青空が広がり、最高気温が40度に迫る日もあり、夏らしい暑い日が続いておりました。

シドニー市内のPM2.5の数値は、本日1月27日(月)昼の時点で95と、「普通」(Fair)となっています。

地表の視界を表し、煙たさ・焦げ臭さの目安となるVisibilityの指数は45と、「良い」(Good)となっております。

現在当該地域にご滞在中、また近日中に訪問予定の方は、引き続き最新情報に十分ご注意ください。

★ 参考:

* オーストラリア気象局(BOM) 公式Twitter

 https://twitter.com/BOM_NSW

* シドニー近郊の山火事発生状況

 https://www.rfs.nsw.gov.au/fire-information/fires-near-me

* シドニー近郊交通規制状況

 https://www.livetraffic.com/desktop.html

* ブルーマウンテン・ガゼット

 https://www.bluemountainsgazette.com.au/

* ブルーマウンテン地区村議会

 https://www.bmcc.nsw.gov.au/

情報提供:株式会社トランスオービット日本海外ツアーオペレーター協会