中部、19年は国際線・国内線とも好調、発着回数も増加

  • 2020年1月27日

 中部国際空港の2019年の実績で、国際線と国内線を合計した航空旅客数は、前年比11.8%増の1347万671人となった。国際線が14.9%増の679万3768人となったほか、国内線も8.9%増の667万6903人と好調に推移した。国際線は9月を除いてすべての月で、国内線はすべての月で前年を上回っている。国際線は9月こそ7.5%減となったものの、それ以外の月はすべて2桁増を記録した。

 国際線のうち、日本人旅客は8.9%増の332万5797人。外国人は21.7%増の344万6117人で、中部空港でも日本人と外国人の数が逆転した。通過客は27.6%減と減少した。また、旅客便発着回数では、国際線が24.7%増の4万4045回、国内線が5.6%増の6万3268回となっている。

 なお、12月実績の速報値は、国際線が16.8%増の56万3200人で、うち日本人は5.7%増の26万8200人、外国人が29.1%増の29万4200人、通過客が41.3%増の800人。国内線は6.3%増の50万9998人だった。国際線と国内線を合計した旅客数は12%増の107万3198人で54ヶ月連続のプラス成長となった。国際線、国内線、合計の旅客数はいずれも12月の単月実績としては過去最高を更新した。

 このほか、12旅客便発着回数は国際線が29.4%増の4001回、国内線が3.8%増の5252回となった。