HIS、11月の海外は2.7%減、欧州などは好調-集計方法変更に

  • 2020年1月20日(月)

 エイチ・アイ・エス(HIS)の2019年11月の旅行取扱実績によると、海外・国内・訪日旅行の3部門を合計した総取扱額は前年比3.1%減の353億5887万円となった。HISと同社グループ5 社の、社内取引を相殺した取扱高を合計したもの。内訳は海外旅行が2.7%減の288億9373万円、国内旅行が2.5%増の44億4025万円、訪日旅行が18.2%減の20億2489万円だった。

 なお、HISは観光庁が毎月取りまとめている「主要旅行業者の旅行取扱状況速報」への取扱額の提供を、同月分から非公開としたところ(関連記事)。あわせて今回からは集計基準を「日本における旅行事業のみ」に変更し、「外国人旅行」の区分名も「訪日旅行」に改めている。

 海外旅行は、香港と韓国方面の需要減が続く「アジア」は12.3%減の2桁減となったが、10月末にダナン線の増便で座席供給量が増加したベトナムについては28%増と大幅に増加。「欧州・中近東・アフリカ」はスペイン・ポルトガルの39%増、英国の16%増など欧州方面の好調で、3.8%増となった。そのほかは「ハワイ・ミクロネシア」が5.1%増、「北米・中南米」が8.6%増で、「オセアニア・南太平洋」は3.7%減。

 商品別では、企画旅行は3.0%減となったものの、欧州方面の好調により添乗員付きツアーは18%増と大きく伸⾧した。手配旅行は1.5%減。販売チャネル別では店舗が5.4%減となった一方、オンラインは10.2%増と好調だった。

 このほか、国内旅行は北海道がキャンペーン実施などにより20%増。沖縄は首里城支援に向けた販売強化で11%増となった。訪日旅行は欧米市場が引き続き好調だったものの、東アジア市場の単価減が響いた。

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