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東武トップ、10月は取扱額14.8%減、海外・国内・訪日いずれも苦戦

  • 2020年1月8日

 東武トップツアーズがこのほど発表した10月の旅行取扱概況で、総取扱額は前年比14.8%減の130億9263万円となった。海外旅行、国内旅行、訪日旅行いずれも2桁減と苦しい結果。

 海外旅行の取扱額は23.9%減の24億7232万円。団体旅行が18.3%減となったほか、個人旅行も26.1%減となり、企画商品を除く個人旅行も22.0%減と大きく前年を割り込んだ。団体旅行のうち一般団体は10.1%減、教育旅行団体は47.9%減となった。企画旅行は26.1%減で企画商品以外の個人旅行は21.0%減だった。

 海外旅行の取扱人数は20.3%減。このうち団体は23.0%減で、方面別では香港が126.2%増、グアム・サイパンが69.3%増、台湾が55.5%増、中国が9.7%増、欧州・ロシアが9.2%増となるなど前年を上回った。また、企画商品の取扱人数は33.2%減だったが、大洋州が9.7%増、その他アジアが8.8%増などとプラスで推移した。

 国内旅行の取扱額は10.9%減の97億4260万円。団体旅行は7.7%減で、内訳は一般団体が15.4%減、教育旅行団体が0.1%増だった。企画商品は23.2%減、企画商品以外の個人旅行は21.0%減となった。

 このほか、訪日旅行は29.1%減の7億3917万円で、10億円を割り込んだ。海外・国内・訪日旅行のいずれにも該当しない「その他」は7.6%増の1億3854万円と増加している。