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新興航空5社、年末年始の予約は1割増-サイパン線は利用率6割

  • 2019年12月23日

 スカイマーク(BC)、エア・ドゥ(HD)、ソラシドエア(6J)、スターフライヤー(7G)、フジドリームエアラインズ(JH)の5社が12月20日に発表した年末年始(12月27日~1月6日)の予約状況で、国際線と国内線を合わせた予約人数は前年比9.8%増の44万8361人となった。座席数は6.2%増の55万8352席で、予約率は2.6ポイント減の80.3%だった。

 このうち国際線はBCと7Gの2社のみで、座席数が59.0%増の9540席だったところ、予約人数は128.9%増の7161人となり、予約率は22.9ポイント増の75.1%。BCが11月29日に開設したばかりの成田/サイパン線は座席数が3540席、予約人数が2017人で、予約率は57.0%だった。昨年の10月28日に北九州・中部/台北(桃園)線を開設して国際線に参入した7Gは、座席数が6000席、予約人数は5144人で予約率は33.6ポイント増の85.7%。

 国内線の予約人数が最も多かったのはBCで、7.6%増の21万8687人。予約人数が最も伸長したのはJHで20.6%増の4万2684人だった。提供座席数が最も多かったのはBCで3.9%増の26万3553人。座席数の伸び率の1位はJHで、15.4%増の5万4039席だった。 予約率が最も高かったのはBCで、2.8ポイント増の83.0%と国内線では唯一の8割台。予約率の伸び率が最も高かったのは7Gで、4.6ポイント増の79.8%だった。