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JATA経営フォーラム、20年のテーマは「両利きの経営」

  • 2019年12月22日

 日本旅行業協会(JATA)は2月21日、六本木アカデミーヒルズで第28回の「JATA経営フォーラム」を開催する。今回のテーマは「既存事業深化とイノベーション 『両利きの経営』を目指して」。「両利きの経営」については、米国の大学教授2氏による2016年の共著「両利きの経営 『二兎を追う』戦略が未来を切り拓く」の邦訳版が今年に入り発売されており、JATA会長の田川博己氏も6月の定時総会の挨拶で言及している(関連記事)

 基調講演は、コンサルティング会社の経営共創基盤で代表取締役CEOを務める冨山和彦氏が「両利きの経営に求められる経営リーダーシップ」と題して実施。特別講演は高志の国文学館の館長を務める国文学者で、新元号「令和」の考案者と見られている中西進氏が「令和に憶う旅」と題して実施する。

 分科会は今年も4つのテーマで実施。現時点でのタイトルは「海外旅行2000万人時代を迎え、次なる時代の旅行商品とは!(仮)」「デジタルネイティブ時代の新たな旅行会社のカタチ(仮)」「今や成長領域!最新事例から学ぶユニバーサルツーリズム(仮)」「知らぬは損!? 事業力&収益力と従業員満足度を高める旅行事業者のためのテレワーク導入・活用ポイント解説セミナー」としている。