シンガポールのホテルが若者向けブランド、体験にフォーカス

  • 2019年10月21日(月)

「ザ・クラン・ホテル・シンガポール」の完成イメージ  シンガポールのホテル大手のファーイーストホスピタリティ(FEH)はこのほど、同国で開催された旅行商談会「ITB Asia 2019」の場で、来年の第2四半期に新たなラグジュアリーホテルブランド「The Clan Hotel」の1号店をシンガポール中心部でオープンする計画を発表した。同社は欧州やオーストラリアを含む計7ヶ国で「Oasia」「Quincy」など100軒近いホテルやサービスレジデンスを運営している。

 「The Clan Hotel」の客室数は「スーペリア」「デラックス」「プレミア」「グランドプレミア」の4クラスからなる計324室で、ターゲットとする年齢層は25歳から44歳まで。発表にあたり最高経営責任者(CEO)のアーサー・キオン氏は「彼らはユニークで記憶に残る体験を楽しむために、合理的にお金を払うことを厭わない」との見方を示すとともに、世界中で「体験」を重視する動きが加速していることを受けて「“ラグジュアリー”に関する新たな視点を導入することに挑戦した」と述べている。

「ザ・クラン・キーパー・コレクティブ」のイメージ 具体的には、リムジンでの送迎または荷物の転送を含む空港でのルームチェックインサービスや、中国茶と伝統的な軽食を提供するウェルカムティーセレモニーなど、宿泊者の旅行における各所でサービスを提供。また、地元の文化や伝統などを伝えるクリエイター集団として「The Clan Keeper Collective」を組織し、飲食や散策、さらには靴磨きサービスなどに至るまで「地元の最高の体験をもたらす」という。詳細は来年に発表する予定。

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