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日本旅行、8月は取扱額2.7%減、海外・国内・国際いずれも減

  • 2019年10月8日

 日本旅行の今年8月における旅行取扱総額は、前年比2.7%減の410億9570万円となった。内訳は海外旅行が6.9%減の120億296万円、国内旅行が0.4%減の253億3007万円、国際旅行が4.2%減の37億6127万円で、いずれも前年同月から減少した。

 海外旅行を部門別で見ると、団体旅行は一般団体が26.0%減の7億5352万円、教育旅行が3.1%減の13億9082万円で、合計は12.6%減の21億4435万円。企画商品もマッハ・ベストツアーが5.3%減の42億8175万円、他社企画が4.1%増の6億1656万円で、合計は4.2%減の48億9832万円となった。個人旅行は3.2%減の45億410万円。

 国内旅行では、団体旅行は一般団体が2.4%減の21億5654万円となったが、教育旅行団体は9.3%増の24億9645万円となり、合計では3.6%増の46億5299万円とプラスに。企画商品は赤い風船が0.4%減の128億9386万円と微減し、他社企画が9.1%減の3億9106万円で、合計は0.7%減の132億8492万円だった。

 そのほか、JR券は6.1%増の32億7896万円、航空券は2.5%増の24億4847万円とそれぞれ増加したものの、観光施設の入場券などを集計する「観光旅行他」は19.9%減の16億6473万円と大きく減少。これらを合計した「個人等計」は2.2%減の73億9216万円となった。