トーマス・クックが破産申請、15万人帰国へ英航空局がチャーターなど用意

 トーマス・クック・グループが9月23日、破産を申請した。1841年創業の世界最古とも言われる老舗中の老舗で、英国政府によるとグループの26社が精算手続きの対象となっているという。ツアーとグループ航空会社の航空券の予約はいずれも同日付ですべてキャンセルされ、店舗も営業を停止している。

 英国民間航空局(CAA)によると、現在同社のサービスを利用して国外に滞在中の旅行者数は15万人超といい、CAAが10月6日までの2週間に渡ってチャーター機による帰国支援の計画を展開中。平時における帰還作戦としては英国にとって過去最大の規模という。エリアによっては他社便への振り替えとなる可能性もあり、案内のために24時間体制のコールセンターも設置している。

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