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阪急3社、7月は総取扱額4.6%増、海外・国内・外国人とも好調

  • 2019年9月17日

 阪急交通社と阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナルの3社による7月の旅行取扱概況で、海外、国内、外国人旅行の3部門を合計した総取扱額は前年比4.6%増の302億5749万円となった。海外旅行が5.2%増の203億7624万円、国内旅行が2.6%増の96億6131万円、外国人旅行が64.8%増の2億1994万円とすべて前年を上回った。

 阪急交通社では、主力の海外旅行が7.7%増の168億5388万円と好調で、国内旅行も3.1%増の94億9046万円、外国人旅行は98.1%増の2億1517万円と倍増し、合計は6.4%増の265億5951万円となった。海外旅行では欧州、台湾、ハワイが好調で、国内旅行は各方面が堅調に推移したが特に東北、北陸・甲信越、近畿、四国、九州が好調だった。外国人旅行は欧米豪が前年を大きく上回った。

 一方、阪急阪神ビジネストラベルは、海外が8.9%減の34億8283万円、国内が21.5%減の2億7255万円、外国人が80.8%減の476万円、合計も10.3%減の37億6014万円と苦戦した。海外は中国、ベトナム、タイ、香港が前年を上回ったものの、前年にインドへの「特需」があった反動もあったという。国内は出張、団体ともに苦戦した。

 阪神トラベル・インターナショナルは海外が24.2%増の3億1433万円、国内が29.2%減の472万円、合計が22.8%増の3億1904万円となった。外国人旅行は扱っていない。