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シンガポール、今年は7%増で推移-SQは「A380R」アピール

  • 2019年9月8日

柴田氏  シンガポール政府観光局(STB)とシンガポール航空(SQ)はこのほど、業界関係者を集め「シンガポール感謝の夕べ」を開催した。STB日本支局長の柴田亮平氏は、今年の1月から7月までの日本人訪問者数の累計が前年比7%増となったことに謝意を示すとともに「8月も好調に推移している。下期も皆様と一緒に頑張っていきたい」と協力を呼びかけた。

 今年に入り、アニメの「名探偵コナン 紺青の拳」や観光大使を務める斎藤工さん主演の「家族のレシピ」など、シンガポールを舞台にした映画の上映が続いていることについて、柴田氏は「映画は直接デスティネーションの話をしないが、観た人にシンガポールがインプットされる」と強調。プロモーションのための「有効なメディアの1つ」として、今後も映画を利用して需要喚起を続ける考えを説明した。

会場では映画「名探偵コナン」にちなみ、謎解きゲームも開催  SQ東日本地区旅客営業部の光在佐有理氏は、2020年から成田/シンガポール線に導入する新仕様機材のA380R型機を紹介。「エコノミークラスが300席以上あるので、大型団体や修学旅行でもご利用いただける」とアピールした。そのほか、シンガポール市内のアトラクションやレストランの料金を割り引く「行っトク!シンガポール」や、プレミアムエコノミークラスを利用する女性にアメニティーキットをプレゼントする「なごみ+」などのキャンペーンを紹介した。