キャリチャ

ブランドUSA、活動継続に自信、地方分散と「ブレジャー」強化へ

日本では需要分散と「ブレジャー」、業務渡航系AGTとの協業も

早瀬氏

 日本市場では早瀬氏らが活動を担い始めてから7年が経過したが、「州ではできないこと」をベースに活動を継続。現在は需要の分散と、出張に合わせてレジャーも楽しむいわゆる「ブレジャー(ブリージャー、bleisure)」に注力している。

 需要の分散は、「ビヨンドザゲートウェイ」と題し、主要なゲートウェイ都市など需要の集中する地域以外への送客をめざすもので、特に旅行商品の多様化を重要な目標として掲げている。例えば、ビジットUSAとの共催セミナーを国内各地で開催したり、現地からのセールスミッションを実施したりしているほか、旅行会社やメディアを対象とした研修旅行を実施。

 研修旅行では、旅行会社は1回の旅程で最低2州、メディアは3州を訪れることとしており、これまでに旅行会社は22州、メディアは38州を訪れているという。また、LINEトラベルjpでシアトルやポートランド、シカゴなどのコンテンツを拡充。また、ハーツとのフライ&ドライブのプロモーションも継続している。

高久氏

 旅行商品の多様化は、米国に限らず全方面での課題となっているが、これについては「旅行会社の現場の方々は変わってきているが、(組織としては)どうしても売れ筋に偏りがち」と高久氏。成功例としては、エイチ・アイ・エス(HIS)や旅工房などとの共同プロモーションなどが挙げられるという。

 一方、ブレジャー需要については、米国本土を訪れる日本人訪問者の約半数が業務渡航であることに目をつけたもので、旅行消費額の拡大をめざす。これまでのところ、TMCなど業務渡航専業の旅行会社との協業などは実現していないものの、すでにアトランタを基軸としてジョージア州サバンナやサウスカロライナ州チャールストンを訪れる研修を実施。ヒューストンやダラスなどでも実現をめざす。また、TMCなど経由のアプローチも模索する。

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