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東武トップ、3月も海外・国内・訪日すべて前年割れ、海外団体は好調も

  • 2019年5月26日

 東武トップツアーズの2019年3月の取扱実績で、海外、国内、訪日の3部門を合計した総取扱額は8.3%減の96億7176万円となった。先月に続いて3部門いずれも前年を下回っている。

 海外旅行は4.5%減の31億1966万円で、団体旅行は4.7%増となったものの、個人旅行が苦戦した。団体のうちわけとしては、一般団体は5.4%減だったが、教育旅行が15.9%増と好調だった。個人旅行では企画商品が36.7%減、その他の個人旅行が7.8%減などとなった。

 海外旅行の取り扱い人数は8.1%減で、団体旅行が1.7%減、企画商品が3.8%減。方面別で見ると、団体旅行では台湾が82.2%増、中国が56.9%増、欧州・ロシアが35.4%増、香港が33.8%増、北米が30.6%増などとなり前年を上回った。一方、企画商品でも中国が225.0%増となったほか、シンガポールも156.6%増と2倍以上の伸長。このほか北米が77.6%増、韓国が26.7%増、香港が20.8%増などとなった。

 また、国内旅行は9.7%減の56億103万円で、団体旅行が11.5%減、個人旅行のうち企画商品が4.5%減、その他が8.7%減という結果に。団体旅行は、一般団体が13.6%減、教育旅行が17.4%減といずれも苦戦した。

 このほか、訪日旅行は12.8%減の7億2346万円と2桁の減少した。海外、国内、訪日のいずれにも属さないその他の取扱額は9.7%減の2億2761万円となった。