関空、18年度の国際線旅客は4%増の2289万人、記録を更新

  • 2019年5月20日

 関西エアポートによると、関西国際空港(関空)の2018年度(18年4月~19年3月)の輸送実績(速報値)で、国際線の旅客数は前年比4%増の2289万人となり、年度別の記録を更新した。このうち日本人旅客は7%増の718万人、外国人旅客は3%増の1551万人で、外国人旅客数は過去最高。国内線旅客数は6%減の651万人となった。

 旅客便の発着回数は国際線が5%増の12万7907回、国内線は6%減の4万4275回、総発着回数は2%増の17万2182回だった。

 なお、3月の国際線旅客数は前年比9%増の224万5566人、旅客便発着回数は11%増の1万2038回と、ともに3月の記録を更新した。旅客数のうち日本人は12%増の83万5950人。外国人は7%増の140万1280人で過去最高だった。通過客は11%減の8336人。

 3月の国内線の旅客数は2%減の63万8727人、旅客便の発着回数は3%減の3958回。国際線と国内線を合わせた総旅客数は6%増の288万4293人で、旅客便の発着回数は7%増の1万5966回だった。

18年度の伊丹は4%増、神戸は2%増

 国内線のみ発着する大阪国際空港(伊丹)の18年度の旅客数は4%増の1629万9241人で、7年連続の記録更新。旅客便の発着回数は前年並みの13万4550回だった。3月の旅客数は2%増の144万222人で、旅客便の発着回数は1%増の1万1407回だった。

 同じく国内線のみ発着する神戸空港の18年度の旅客数は2%増319万606人で、年度の記録を更新。旅客便の発着回数は前年並みの2万1332回だった。3月の旅客数は1%増の28万8873人、旅客便の発着回数は1%減の1793回だった。