成田国際空港（NAA)の2月の利用状況（速報値）で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比4％増の335万1199人で同月の最高記録を更新した。国際線は5％増の279万3705人で内訳は日本人が4％増の112万4302人、外国人が6％増の138万1281人、通過客が1％増の28万8118人。国内線は2％減の55万7494人だった。国際線旅客数も2月の過去最高を更新している。

　国際線旅客数を方面別で見ると、アフリカ線が41％増の4500人と最も伸長し、グアム線が18％増の4万1500人、香港線が12％増の13万3000人、中東を含むアジア路線が9％増の2万9200人と続いたが、太平洋線と中国線は前年を割り込んだ。
　
　旅客便の総発着回数は2％増の1万9550回。このうち国際線の発着回数は3％増の1万5700回、国内線の発着回数は2％減の3850回だった。国際線の方面別発着回数の伸び率を見ると、アフリカ線が44％増の46回となったほか、グアム線が18％増の385回、台湾線が14％増の1222回などとなった。詳細は以下の通り。