週間ランキング、1位は「インハウスの価値」、3位に兼高かおるさんを偲ぶ会

  • 2019年3月8日(金)

[総評] 今週の1位は、ソニーコーポレートサービスで総務センターのトラベルマネジメント部統括部長を務める吉原泰章氏にお話を聞いた記事となりました。昨年、海外のビジネスイベントで私がたまたま隣に着席したご縁でのインタビューで、単純にインハウス旅行会社の現状について書けたというだけでも有意義でしたが、さらにソニーという超有名企業で長年ご活躍された方から見た旅行業、インハウス業という観点でもご紹介できたのはとても意義深いと感じています。

 調べたところグループ全体の社員数は約12万人ということで、まあ多ければいいというものではありませんが、JTBグループでも3万人未満ということを考えるとスケールの大きさに驚かされます。12万人のうちで出張に行く可能性のある方が何人いらっしゃるのかは分かりませんが、その費用が物凄い額であろうことは容易に予想できます。

 インハウス部門の人件費はそれを投じて実現しているコストの削減額と比べれば微々たるもの、という趣旨のご発言もご紹介していますが、こうした大所高所からの視点は現場に近ければ近いほど持ちにくく、吉原氏のように「大丈夫だ、この仕事には価値がある」と根拠を持って言ってくれるリーダーがいることは社員にとって相当に心強いのではないかと感じます。

 逆にいうと、顧客の本当のニーズを見定められずに慣習的にサービスを提供しているだけでは価値は提供しにくいはずで、そのあたりは旅行業に限らずリーダーが持つべき普遍的に重要な役割といえそうです。

 また今週は、ツアー・ウェーブ代表取締役社長の江口篤氏のインタビューもお届けしました。同社は地方発海外の雄といっていいと思いますが、インタビューの文体について常体(だ、である)ではなく敬体(です、ます)を希望される慎ましさや、自社サイトで集客したユーザーがいざ購入という段階になると取引先の旅行会社に委ねてコミッションまで支払うというホールセラーとしてのストイックな姿勢が大変印象的でした。

 これほど硬派な印象の会社はこれまで取材してきたなかでほかに記憶がありませんが、地方空港発のチャーターとその後の定期便化が日本の海外旅行市場と訪日旅行市場それぞれにとって超重要であることは論を俟たず、ますますのご発展とご活躍を祈念したいと思います。

 このほか、今週は第3位に「兼高かおるさんを偲ぶ会」の記事がランクインしました。私は中学生ごろまで実家にテレビがなかったため兼高さんの存在を業界に入って初めて知ったのですが、偲ぶ会に400名以上の方が出席されたことも含めて、その影響がいかに大きなものだったかを知る機会は多々ありました。

 テレビも依然として影響力を保持しつつもインターネットが情報流通の主戦場となっているなど環境は激変しており、特定の個人がこのように市場拡大に貢献することはおそらくもう二度とないでしょう。新しい時代のツーリズムマーケティングに思いを馳せつつ、兼高さんが長年にわたってなされたことへの心よりの敬意と哀悼の意を表します。(松本)

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