タイ国際航空、新デスティネーション開発に意欲、タイ・スマイルと送客強化

  • 2019年1月13日(日)
TG社長のスメート・ダムロンチャイタム氏

 タイ国際航空(TG) は、タイ国政府観光庁(TAT)とタイ国政府コンベンション&エキシビションビューロー(TCEB)と共同で「EXPLORE THAILAND SECONDARY DESTINATIONSセミナー」を開催し、バンコク、プーケット、チェンマイに続くタイ国内のデスティネーションの魅力を紹介した。冒頭で挨拶に立ったTG社長のスメート・ダムロンチャイタム氏は、「タイの地方の都市には独自の魅力がある」と話し、「Explore the unexplored(知らないタイを探検)」をタグラインとして掲げて、日本からバンコク以遠への送客を強化していく考えを示した。

 TG東日本地区旅客営業部アシスタントマネージャーの梅田充氏は、グループ航空会社であるタイ・スマイル(WE)について説明。WEは「LCCとは一線を画すサービスを提供している」会社で、タイ国内および東南アジアなどの近距離国際線を運航しており、バンコクからはウドーンターニー、コーンケーン、ウボン・ラチャタニ、スラッドターニー、ナラーティワートといった観光地として潜在力の高い第二の都市にも就航。梅田氏は「WEを利用した商品造成で旅行会社と協力していきたい」と意気込みを示した。

乾杯の挨拶には駐日タイ王国特命全権大使のバンサーン・ブンナーク氏(中央)も駆けつけ「今後も日本との協調体制を築いていきたい」とコメント

 このほか、TAT日本事務所マーケティングマネージャー藤村喜章氏は日本市場全体への取組状況について説明。18年のタイへの日本人渡航者数が前年比7%増の165万人に達した一方、訪日タイ人も2018年1月から11月で15%増の100万人になっているといい、「日泰間のツーウェイ・ツーリズムが進んでいる。航空座席量の拡大にとっても大切なこと」との認識だ。さらに19年については、TATと日本旅行業協会(JATA)が締結した20年までに日本人渡航者数200万人を目標とする覚書を念頭に「この目標の達成のためには、180万人をめざしたい」とした。

 ターゲットについては、現在2割程度にとどまっているファーストタイマーの誘客を進め、マーケットの底上げをねらっていく考え。また、プロモーションとして「タイ12の秘宝」を紹介し、旅行会社に対して提案型のビジネスで地方への送客を呼びかけた。

 このほか、TCEB日本事務所の池田久美氏は、グループ向けにさまざまな特典を用意していることを説明するとともに、MICEデスティネーションのひとつとしてコーンケーンをアピール。タイ東北部で最大のコンベンションセンターがオープンしたことを紹介した。

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