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エアアジアJ、中部/桃園線就航は2月1日、デイリーで

  • 2018年12月20日

20日にはDJ代表取締役会長の谷本龍哉氏(写真右)が愛知県知事の大村秀章氏(写真中央)を表敬訪問した(写真提供:DJ)  エアアジア・ジャパン(DJ)は12月20日、来年の2月1日から中部/台北(桃園)線のデイリー運航を開始することを発表した。DJが国際線を運航するのは今回が初めて。12月24日から航空券の販売を開始する。使用機材は全180席のA320型機。

 同社は15年10月に中部/新千歳、仙台、桃園線の開設計画を発表。当初は16年4月の就航をめざしていたが、その後は安全面の体制構築などを理由に複数回にわたり就航を延期していた。仙台線については16年9月に「事業の選択と集中」を理由に取りやめを発表している。中部/新千歳線は17年10月29日から運航を開始していたが、桃園線は「18年以降を目標にする」としていた。DJによれば、安全運航を確実に実施するため、まずは国内線から運航を開始し、準備が整ったことを受けて今回国際線の就航を発表したという。

 桃園線のロードファクターの目標は80%程度。日本発と海外発の比率は5対5程度を見込んでおり、中部発を午前中にすることで、日本人旅行者の取り込みをはかる考え。台北はエアアジアグループの航空会社4社がすでに路線を運航していることから、グループのネットワークを活用した台北以遠への日本人の需要や、アジアから台北経由で中部を訪れる訪日外国人の需要も見込む。

 なお、DJは現在A320型機を2機保有しており、19年の6月までに1機、年末までにもう1機を受領し、19年末には4機体制になる予定。機材の増加に伴い、増便や新規路線の就航を検討していくという。

 桃園線の運航スケジュールは以下の通り。

DJ 中部/桃園線運航スケジュール(2月1日~3月30日)

便名出発空港出発時間到着空港到着時間運航日
DJ803NGO07時55分TPE10時40分毎日
DJ804TPE11時40分NGO15時10分毎日
※3月31日以降のスケジュールは未定